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ちょっとせこいコンタクトレンズ会社

 このワタクシは、某(J&J)社のコンタクトレンズを愛用している。コンタクトレンズから、「なくす」「こわす」という二大心配要素を葬り去った「使い捨てコンタクトレンズ」は20世紀の10大発明の一つだと思う。

 某社の1日用コンタクトレンズは、一箱に片目30日分入っている。たまたま両目の視力が同じであるこのワタクシにとっては、一箱15日分に相当する。
 先日、どういうわけか、コンタクトレンズを入れてもよく見えない。しかたないので、次のレンズを入れなおした。またよく見えない。また次のレンズを入れなおした。結局5枚目で初めてよく見えた。4枚無駄になった。数百円の損失である。そんなことはどうでもいい。
 一応、このような事態が起こったことを電子メールで某社に連絡した。
 すべてのレンズを送ってくれとか、箱も送ってくれとか、注文が多い。それも数日経ってからである。誰がそんな使えないものを残しておくのか。
 こちらとしては、4枚の話だけに弁償してほしいとも思わないので、面倒だから、「そういうことがあったということだけを御理解いただき、今後の生産に注意してください」と最後に書いて、交信を止めた。
 数日後、丁重な手紙が来た。代わりのレンズを用意したので、手紙を持って購入店に行ってほしいとのことである。
 その後すっかりそのようなことを忘れていたのだが、なにかの拍子でその手紙が出てきた。
 せっかくなので、手紙を持ってコンタクトレンズ屋に行くと、その店のこのワタクシ用のファイルの中から、某社からその店へのお願いの手紙を店員が発見した。
 覗き見ると、「4枚の不備があったようなので、10枚程度ただで渡しておいてください」と書いてある。あまり客を大切にしていないような、感心しない文章である。
 店員が10枚持ってきた。多分一箱空けて10枚抜き取ったのであろう。残りの20枚はどうするのだろうか、とこのワタクシの方が心配になる。
 例の某社から店への手紙をこのワタクシが覗き見たことは知らないと思われる店員が、非常に愛想よく、かつ顔一面にお詫びの表情を浮かべながら、「本来なら一箱くらいお渡しするべきなのですが、、、」と言って、10枚渡してくれた。

 世の中の常なのだろうが、製造メーカーの姿は一市民の前には出てこず、小売業者の相当な努力で製造メーカーは生き伸びているのであろう。
 このワタクシが某社の担当なら、間違いなく一箱用意して丁重にお詫びをしていただくことを小売店にお願いすると思うし、ほとんどの会社員はそういう仕事をしていると思う。20枚程度の追加で客は満足し、その会社へのイメージも今まで以上に良くなるのである。単純なものである。
 
 無料のの10枚のコンタクトレンズではなく、こういう態度を取る店員に共鳴を受けるであろうこのワタクシは、コンタクトレンズメーカーは代えてもこの店で買うことは止めないであろう、と思ったのである。





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コメント (2)

ロブ:

“あおのり鉄人化計画”に期待しております!!

あおのり:

 「鉄人化計画」?
 なんでしたっけ?

 いやはや、そろそろまともに作らないと。。。

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