あおのり世相をぼやく

　どうやら「山口組は今、対内的にも対外的にも何が起こるかわからない状況で緊張状態」らしく、神戸の総本部にもＩＤカードを提示しないと入れないらしい。
　確かに、今時どんな組織でもセキュリティ重視の時代なので、暴力団といえどもＩＤカードくらいは必要なのかもしれない。
　しかしだ、、、このＩＤカードは、なんと、パスポートサイズで首からぶら下げるものらしい。

　どこの会社でもそうだろうが、社内ではＩＤカードを常時見えるところに着けることを義務づけられている。だから、例えば昼ごはんに外に出ても着けたままの人をよく見かける。
　暴力団員とて所詮は人の子である。昼ごはんのときに着けたまま出てきてしまう団員もいるだろう。
　もしあなたの隣の席で、パスポートサイズで「山口組」と書かれたＩＤカードをぶら下げた暴力団員が飯を食っていたら。。。
　できれば、昼飯のときははずしておいてもらいたいものである。。。

(引用)
イザ！:顔パスはもう通用しない！？山口組がＩＤカードの携帯を義務付け-話題！ニュース
　マル暴だってセキュリティーの時代！？　指定暴力団山口組が幹部組員らにＩＤカード携帯を義務づけたことが２２日わかった。神戸市灘区の総本部は提示しないと入れないとか。６代目が服役中で“組長不在”が続くうえ、他組織との抗争など内外の不安に備えるようだ。カードは顔写真付き、ストラップで首に掛けるスタイル。ただし、サラリーマンとおんなじじゃカッコ悪いとでもいうかのように、大きさは旅券並み。どデカサイズでハクを付ける？
兵庫県警によると、山口組の幹部組員に組員証としてＩＤカードが配布されたのは今月上旬。一般企業や官庁が採用しているＩＤカード同様に顔写真付きで、首からストラップで下げられる。
　違うのは大きさ。旅券（パスポート）並みといい、視認性はバッチリで、迫力もありそう。神戸市灘区の総本部は、カードを提示しないと入れなくなった。
　総本部では、ほぼ毎月５日に１００人規模の「定例会」が開かれるなど、全国の幹部が頻繁に出入りする。幹部が黒塗りの高級車などで乗り付けると、若い組員の「駐車場当番」が大型シャッターを開け、車を通す仕組みになっている。
　県警幹部は「若い駐車場当番は、幹部の数が多くて顔がわからないから、部外者が万が一にも入らないよう用心しているのだろう」と話す。
　山口組に詳しいノンフィクション作家の溝口敦氏は「山口組は今、対内的にも対外的にも何が起こるかわからない状況で緊張状態」と解説する。
　昨年夏、１６年ぶりに組長が交代したが、同１２月に６代目の篠田建市（通称・司忍）組長（６４）が銃刀法違反罪の懲役６年の実刑が最高裁で確定。就任からわずか４カ月で“別荘暮らし”となる異例の事態に。
　ナンバー２の若頭が「組長の意向をくんで代行推進しているが、神経をとがらせているのは確か」（溝口氏）。現時点で内部抗争は表面化していないが、新体制で冷遇された団体が不満を抱えているという指摘もあり、捜査当局は「内部抗争に発展する可能性」で警戒を強めている。
　ＩＤカードの携行義務化にも「『一般企業並みだ』などと不満表明の怪文書が早くも出回っている」（溝口氏）という。
　対外的には、国内第３の勢力を持つ指定暴力団稲川会や九州最大規模の指定暴力団道仁会で内部分裂が表面化。とくに道仁会は５月以降、会長交代を機に内部抗争が起き、複数の幹部が離脱して新組織を設立。発砲事件などが相次ぐ中で、新組織と山口組系組織の密接な関係も指摘される。このため関係者によると、山口組側では道仁会の内紛絡みで総本部が標的にされる懸念も高まっている。
＜サンケイスポーツ＞
(引用終)