巨人軍監督と日本国首相
産経新聞がプロ野球の読売の監督と安倍新総裁を比較して、なにやら書いている。
一体全体、読売の監督と日本国首相に何の関係があるというのだ。
おまけにライバル(かどうかは知らんが)の新聞社の系列のプロ野球チームを取り上げてどうする。。。 まだサンケイ・アトムズを取り上げるなら判らんでもないが。
この記事を、金を払って新聞を買う読者に読ませる意味が判らない。もっとも、このワタクシは、ネット上で見ただけだが。。。
(引用)
【夕刊キャスター】巨人は「和」重視 安倍氏どうする-政治もニュース:イザ!
09/22 20:06
賛否両論はあるにせよ、小泉純一郎首相がカリスマ的な手法を駆使した首相であることは間違いない。
プロ野球の世界で「カリスマ的」といえば、長嶋茂雄氏がその代表だろう。巨人の歴史上、2度監督を務めた長嶋氏の後を継いだのは故・藤田元司氏、そして原辰徳・現監督である。
昭和55年の長嶋氏解任を受け、後任をまかされた藤田氏は、「長嶋復帰待望論」の逆風を受けながらも、藤田監督、故・牧野茂ヘッドコーチ、王貞治助監督の「トロイカ体制」と称する集団指導体制でチームを指揮し、昭和56年、日本一に輝いた。
原監督は平成13年の長嶋監督退任後、「ゴルフ仲間内閣」「友達内閣」と揶揄(やゆ)されたものの、打撃コーチに吉村禎章氏、バッテリーコーチに村田真一氏など、現役時代から仲が良かった人間をコーチにすえた。そして「ジャイアンツ愛」という奇妙なキャッチフレーズを掲げ、チームの結束を強調、14年に日本一になった。長嶋監督退任後、巨人は「和」を重視した体制で、2度とも日本一になったのだ。
だからと言って、安倍晋三・自民党新総裁が巨人をまねる必要はない。いま「和」を重視し、党内の意見を重視した人事を行えば、「古い自民党の復活」と、国民からそっぽを向かれるのは確実だ。だが総裁選中の安倍氏の演説などからは、安倍氏を「カリスマ性を持った政治家」とは分類できない。「改革のイメージ」と「安倍色」「党内融和」。この3つをどう組み合わせて人事をするか。それとも本人がカリスマ首相に変身するのか。安倍氏のお手並み拝見だ。(総合編集部次長)
<産経新聞>
(引用終)