JRと戦って下さい
兵庫県尼崎市のJR脱線事故で同居していた男性を亡くし、飛び降り自殺した女性の遺書が公開された。。。
この、事故を原因とした自殺という事実と遺書に対しては、何を言っていいのかも分らない。
自殺そのものが良いのか悪いのかも分らない。
このワタクシの周りでも自ら違う世界に向かって行った人は何人もいる。
その人が必要とした生き方が死ぬということであれば何も言えない。
しかし、一言言いたいのは、人は一人では生きていないということである。
あなたが死ぬことによって、残されたあなたを取り巻く人はどうなるのだ?
(このケースの場合)あなたが死ぬことによって、あなたが愛する人を亡くしてから今まで感じたのと同じように、残された人も苦しみ自殺してほしいということなのだろうか。
生まれてきた以上死ぬのは生命の取り決めである、死に方はどうであれ。
当事者ではないこのワタクシは、勝手なことを言っている。。。
(「人生いろいろ」)
「人生いろいろ アーカイブ」
(引用)
「JRと戦って」自殺女性の遺書公開 通夜会場で-事件ですニュース:イザ!
10/17 00:16
兵庫県尼崎市のJR脱線事故で同居していた芦原直樹さん=当時(33)=を亡くし、15日に飛び降り自殺した女性の通夜が16日、大阪市旭区内で営まれ、遺族は会場で弁護士を通じ遺書を報道関係者に公開した。参列したJR西日本幹部は「遺族対応を丁寧にやる必要がある」と話した。
女性は大阪市東淀川区、荒川由起さん(32)。15日午前、自宅マンションの11階から飛び降りて死亡した。自宅の机に母親らにあてた複数の遺書が残されていた。
遺族が公開した遺書は次の通り。(原文のまま)
「由起は悔しくて悔しくてたまりません。
なおちゃんの命を奪い 二人の未来を奪い 私から全てを奪ったJRが 憎くて憎くてたまりません。
こんな事があっていいの いいわけがない
虫けらのようになおちゃんを殺して 私の全てを奪った
その戦いに負けるわけにはいかない
由起を地獄につき落としたJRと戦って下さい」
(引用終)
コメント (1)
この件についていろいろな人の意見を読んでいるうちにこのブログに迷い込みました。
いろいろな人のいろいろな意見には、「同情」もあったり、「自殺はだめだ」というのもあったり様々でした。
みんな死んだ人に焦点を当てて意見を言っている中で、このブログだけは生きている人の目線で書かれています。
他の記事も幾つか読ませていただきましたが、ほとんどの記事で、自分の意見を明言されておられるにも関わらず、この記事だけは、「分らない」が多用されていますね。
死ぬことがどういうことなのか分らないのに、分らないことを分ったふりして書いているブログが、いかにも陳腐に思えてきました。
そして、最後の一行、「当事者ではないこのワタクシは、勝手なことを言っている。。。」に、あおのりさんの誠意を見たような気がします。
投稿者: より道 | 2006年10月18日 03:18
日時: 2006年10月18日 03:18