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命懸けの横断歩道

 拙宅のすぐ近くに、「こんにゃくえんま前」という交差点がある。
 「こんにゃくえんま前」というくらいで、「こんにゃくえんま」なる閻魔様が祀られている源覚寺というお寺の前にある交差点である。

 この交差点は、T字になっていて、千川通りという東京ドームの前から大塚方面に向かう通りに、言問通りという浅草方面から上野を経由してきた通りがぶつかっている。
 この交差点を渡るのは命懸けである。
 言問通り側から千川通りを渡るときに、赤信号が青信号に変わるのを待っていると、どういうわけか、まず最初に信号が赤のまま、車だけ左折可となる。
 当然車は左折を始める。
 そして、数秒後、歩行者用の信号が青に変わる。車用の信号も同時に青に変わる。
 つまり、車の運転手の立場からすると、赤でも左折可と思って左折しようとすると、突然歩行者が横断歩道を渡り出すのである。
 歩行者の立場からすると、青だから横断歩道を渡っているのに、他の交差点に比べて高速で車が曲がってくる場面に直面することになる。
 現に、このワタクシ自身も含めて、歩行者がもう少しで撥ねられそうになることがしばしばある。
 本当に事故が起こる前に、せめて車用の信号を一度完全に赤にしてそれから再度青に変えるくらいの配慮のある信号に変えてほしいものである。
 
 というようなことを前から思っていたところ、先日添付のような記事を目にした。
 どうやら警察にとっては、人命より渋滞を減らすことの方がより重要であるらしい。




(引用)
<歩車分離式信号>
毎日新聞ニュース速報
 青信号で横断歩道を渡っていても、右左折車にはねられる――そんな構造的な事故をなくすために、警察庁の外郭団体が歩車分離式信号機の普及に具体策を提言した。右左折車にわが子を奪われた遺族や交差点の改善を求めるPTAから「歩行者が安全に横断できるシステムを早く広げてほしい」との声が相次いだ。
 「ここが分離信号だったら……」。毎日現場を通るたびに、佐賀市西与賀町の農業、古川誠さん(50)は悔しさをかみしめる。
 長女香さん(当時10歳)は99年8月、自宅近くの交差点で横断歩道を横断中、左折してきた大型車にひかれた。駆けつけた古川さんは娘が父の教え通りに青信号を守って横断していたと知り、絶句した。運転手への判決(禁固1年6月、執行猶予5年)には納得できないが、同様の事故が減らないことに、構造的な問題点も感じる。「これ以上、被害者も加害者も生んでほしくない。一日も早く、安全な信号を普及させてほしい」
 さいたま市では99年12月、小学4年生の外山亮君(当時9歳)が自宅近くの交差点を自転車で横断中、後方から左折してきたトラックにひかれ死亡した。楽しみにしていた神社の縁日に行く途中だった。
 現場は変形五差路で、横断歩道上の歩行者に気づくのが遅れる事故が多く、以前から改善の要望があった。亮君の兄崇(たかし)さん(18)は「亮の同級生たちが今も現場を横断している。歩車分離式信号が増えれば、弟が同級生の命を守っているように思える」と話す。
 大阪府教職員組合の調査では、府内の公立小学校73校が通学路の交差点に歩車分離式信号機の導入が必要と答えた。
 同府松原市の市立天美西小学校では、府道と市道の交差点の交通量が急増している。児童約400人が市道の横断歩道を渡り通学するが、昨年9月、登校中に青信号で横断歩道を渡っていた女児が無理に直進してきた車にはねられ骨折する事故があった。
 大阪府警は「分離式信号にすると渋滞を招き、他の道にう回の車が流入し、余計に危険になる」と慎重だ。しかし、PTA会長の藤岡一也さん(42)は「登校時間帯だけ押しボタン式にするなど、できるだけ渋滞を招かない方法もあるのでは。今回の報告書をきっかけに、地域の大人たちで知恵を出し合いたい」と話している。
[2001-07-20-03:05]
(引用終)




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