Counter

カウンター
Locations of visitors to this page

QR code for mobile

「あおのり世相をぼやく」に携帯でアクセス

携帯にURLを送る

« 裁判官の人間性 | メイン | iモードを止めても。。。 »

先進国の首都の空港(2)

 あれ以来、久々に東京国際空港に行った。

 関西国際空港からの飛行機が東京に着いたときには、奇しくもあの時と同じように、21:00を少し回っていた。
 いつものようにリムジンバスカウンターに向かう。
 おっと、ちゃんと「21:00以降のTCAT行きのバスチケットはバス乗り場でも購入できます」書いてあるやんけ。販売員のうしろの見えにくいところではあったが。
 財布を見ると、あいにく千円札が一枚もない。二千円札が数枚と一万円札が数枚あるだけである。今までの先進国の首都の空港のテイタラクから、二千円札や一万円札が乗り場の機械で使えるとはとうてい思えない。念のために、リムジンバスカウンターにて両替しておくことにする。
 「二千円や一万円でも乗り場でチケットを買えますか?」
 「はい」
 「ほんと?」
 「はい」
 売場の女性は無表情に淡々と答えた。
 それなら乗り場で買おうと建物から外に出ようとすると、その女性が走ってきた。
 「念のため両替しておいてください」
 やっぱりそやろ。。。なにが「念のため」じゃい。乗り場で買える・買えないにかかわらず、客が来たら最初から両替するのが商売というものである。
 果たして、乗り場では千円札しか使えなかった。
 
 バスを待っていると、乗り場の係員がこのワタクシに声を掛けてきた。
 「あの~」
 「はっ?」
 「わたくし、この前、お客様に叱責されたものです。早速対応させていただいております」
 叱責した覚えはないが、客の意見をちゃんと取り入れて張り紙をしている上に、その客が来たら挨拶するとはたいしたものである。
 
 先進国の首都も確実に変わりつつある。





トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://panchodeaonori.net/mt/mt-tb.cgi/2143

コメント (2)

しろのり:

恐るべし、あおのり…。

あおのり:

しろのりさま、

 先進民主主義国の市民の義務を果たしたまでです、ハイ。

コメントを投稿

現在迷惑コメント多数の為、コメント欄を閉鎖しています。
コメントは、「ぱんちょなあおのり物語」内にある同じタイトルのエントリーにお願いします。

よって、以下のフォームからコメントをいただいた場合は、公開まで少々お時間をいただいております。

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)