あおのり世相をぼやく

　確かに、世界のいろいろな所に行ったが、日本のトイレは便器そのものの質もさることながら、掃除は行き届いている気がする。(空港に限っての話である)
　そのせいか、かなり頻繁に「清掃中」の看板に出くわし、膀胱に緊張感を持たせたまま他のトイレを探し回るケースも多いし、おばちゃんに愛想よく「掃除中だけどいいですよ」なんて言われて、覗かれないようにイチモツを隠しながら小便するケースも多い。(参考：「あ～勘違い。。。」)
　他の国のトイレなんて、下手をすれば、10個の便器のうち３つが壊れているなんてこともザラにあるし、そもそも汚いケースが多い。
　
　トイレは世界に誇れるとしてもだ、、、関西空港の入国審査が世界一というのは大いに異議がある。
　先日なんて、あの狭い入国審査場の大部分を日本人が占拠し、外国人用の列が日本人用の列よりも奥にあったことから、日本人でブロックされた外国人が右往左往する始末である。そんな外国人でも日本人より先に入国審査を終わらせていたぐらいだから、日本人の列は完全にキャパオーバーしていた。たまたま日本人の入国者が多かった日かもしれないが、そもそも入国審査のブースは人の多いときには少なく、人の少ない日には多いような気がしてならない。行政"サービス"たるもの、いかに客(旅行者)に不愉快な思いをさせないかということをまず第一に考えるべきである。ましてや国の玄関ともなれば、外国人に最初にその国を見られるところである。

　なお、この手の調査で必ず上位にくるのはチャンギだが、これは絶対に調査している会社が欧米の会社だからだと思う。確かにチャンギは奇麗だし機能的だとは思うが、アジア人にとってそれほど格段に良いとは思えない。ミュンヘンは新空港ができたから上位に入ってきたのだと思うが、こちらは間違いなく素晴らしい空港だと思う。
　いずれにしても、成田は論外である。。。(参考：「先進国の首都の空港」)

(引用)
関西空港は世界４位　トイレと入国審査は世界一　

　英国の航空関連調査会社「スカイトラックス」が実施した２００６年の世界の空港ランキングで、関西空港が総合部門で４位になったことが２４日分かった。
　部門別では、公衆トイレの清潔さと入国審査が世界１位、旅客ターミナルの清潔さと手荷物の取り扱いが２位だった。スカイ社はこのほか「従業員の質の高さ」を評価の理由に挙げている。
　成田空港はトイレの清潔さは２位だったが、総合では１０位までのランクに入らなかった。
　スカイ社は昨年９月から今年５月まで約９カ月間、世界の１６５を超える空港で利用客約７２０万人に聞き取り調査などを行った。
　総合１位はチャンギ（シンガポール）、２位は香港、３位はミュンヘン（ドイツ）の各空港。関西空港は０３年の調査で１２位、０４年は９位、０５年は５位だった。
（共同通信） - 5月24日13時26分更新

Yahoo!ニュース - 共同通信 - 関西空港は世界４位　トイレと入国審査は世界一　
(引用終)