ワールドカップで自殺点
事実は小説よりも奇なり、、、とはよく言ったものである。
「ワールドカップ泥棒の自殺点」(直訳)というタイトルに惹かれてこの記事を読んでみた。
なんと(要約すると)、ある泥棒が女性のハンドバッグを奪ったところ、中にはワールドカップの「ブラジル対オーストラリア」戦のチケットが入っていた。そこでイソイソとスタジアムに行くと、隣の席に女性の旦那が座っていてあえなく御用となったということらしい。
一言で言うと、バカな話である。
しかし、冷静に「オレならどうする?」と考えてみた。突然目の前にブラジル戦というプラチナチケットが現れたわけである。
やはりスタジアムに行ってしまうであろう。但し、(これが、どこに座っても怒られない神宮球場なら)違う席に座ることくらいは考えると思うが、さすがにセキュリティは万全であろうワールドカップのスタジアムではそうもいかないのだろうか。
本当に泥棒であれば、このチケットをすぐに売ることを考えればよかったのだろうが、そうはいかないのがスポーツ観戦の魔力である。
天罰というのは下るべきところに下るのである。
(引用)
World Cup thief's own goal
A thief who stole a World Cup ticket from a woman's handbag was caught after sitting down to watch the game next to his victim's husband.
The 34-year-old mugged Eva Standmann, 42, as she made her way to the Munich stadium for the Brazil-Australia game at the weekend and discovered the ticket in her bag.
But as he took the woman's place in the stadium he was met by her husband Berndt, 43, who immediately called security.
A Munich police spokesman said: "The thief found the ticket in the bag and decided to watch the game, not expecting to sit next to his victim's husband, who immediately informed officers on duty at the stadium."