米ボーイング、機内インターネット事業の売却を検討
ボーイング社が機内ブロードバンド・インターネットサービス事業の売却を検討しているらしい。
このワタクシ、何を隠そう世界で一番このサービスを利用しているのは自分である、と豪語してはばからないほどのヘビーユーザーである。(参照:「Pancho de AONORI FLYING HIGH」)
飛行機のスピードがまったく速くならない(、、、というか、速い飛行機は姿を消した)のに、地上でのビジネスはどんどんスピード重視になっている。
このサービスが始まるまでは、例えば東京からロンドンに12時間も掛けて移動している時間が非常に無駄であった。地上にいれば12時間かけて別々に入ってくる電子メールを、ロンドンで一気にダウンロードすると数百通になってしまっていた。それが、飛行機の中でメールのダウンロードのみならず、返信までできてしまうのだからこれほどのサービスはない。空いた時間で、阪神の試合までネットで観戦できるのである。(こちらの方が重要というわけではない、あしからず)
おかげで、飛行機の選択は、完全にインターネットサービス重視になってしまった。
先日ニューヨークに行くときに、インターネットサービスがあるという理由でわざわざ某社の便にしたのだが、機材変更でインターネットサービスがない飛行機が来てしまった。機材変更はよくあることなので文句はないのだが、この時はインターネットサービスのない飛行機になってしまった。その事実を最後まで教えてくれないものだから、空港でメールのダウンロードしなくても飛行機でダウンロードできると思っていたこのワタクシは真っ青になり、慌ててインターネットサービスのある他社に変更したくらいである。よく他社の座席が空いていたものである。
そういうわけで、ボーイングがこのサービスを売却するのは構わないが、買った方の会社がキチンと事業を続けてほしいものである。
このサービスがなくなったら、鉄道や船で旅をしないと仕事にならない。。。
(引用)
Yahoo!ニュース - ロイター - 米ボーイング、機内インターネット事業の売却を検討
[ニューヨーク 26日 ロイター] 航空機大手の米ボーイング
同事業は、航空会社などに機内高速ブロードバンド通信用の設備を販売している。中国国際航空
米国の航空会社は、より安価な従来のセルラー・ネットワーク利用の機内インターネットサービスにより注目ししている。
(ロイター) - 6月27日8時29分更新
(引用終)