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君が代の替え歌広まる

 「君が代」の替え歌がネットで広まっているらしい。

 この国で時々話題となる「国歌」や「国旗」の問題に関して、このワタクシとしては自分なりの意見が確立していないので、あえて発言はしないようにしている。だから、このブログの右端に並んでいるカテゴリーにも「宗教」や「政治」はあり激しくぼやいているのだが、「国歌」や「国旗」はぼやいたことがない。

 とは言うものの、このワタクシ、バリバリの西日本生まれ西日本育ちなので、大多数の西日本人がそうであるように、卒業式などの式典で「国歌」を歌ったこともなければ、「国旗」を見たこともない。
 子供の頃、みんなで集まって歌うことが最も多かったのは「六甲おろし」だった。冗談で「日本の国歌は六甲おろしだ」という関西人がいるが、これはあながち冗談ではない。「君が代」を歌う機会なんて教育の現場ではほとんどなかったのである。
 最近は、東日本にある首都で勝手に決めて、この「国歌」と「国旗」を強制しようとしているようである。当然、首都から数百キロ離れた広島で校長先生が自殺しても、沖縄で反対運動が起こっても首都では理解に苦しむわけである。

 日本は戦後民主主義になったが、この聞こえがよい民主主義というのは、扱い方を間違えると、少数意見を切り捨てるということになる。そのときの民のどれだけの割合が賛成したかで、ある自治体(地方自治体や国家)の方向性が決まってしまう。一度決まると、時代とともにおかしくなってきてもなかなか変更するという動きにならない。
 だから、60年以上も前に、民の主導ではなく作った憲法や国歌や国旗でいまだにもめている。
 
 そして、この替え歌。。。
 あるポリシーを持った人々がサボタージュに使うのであれば、もう少しまともな歌詞を考えてほしいものである。
 「君が代」と同じ口の形で、歌詞の通り歌うのは不可能である。
 英語であるだけで「素晴らしい」なんて言う日本人独特の悪い癖がここにも表れている気がしてならない。
 自分で別の替え歌を作りたくなってきた。
 
 「Kill me God, you were
  Till you need, yeah till you need southernly
  Wish you know we were all torn out little  
  cold cake now more,,, soon madly dead...」

 「かつて神と言われた人よ、私を殺してくれ
  あなたが南風を待っているとき
  あなたはわたしたちが切り裂かれたことを知っているのだろうか
  冷たいケーキのように、いやそれ以上か、、、どうせすぐに狂って死ぬのだから。。。」


(関連サイト)
 「愛国心と理性の間で」


(引用)
「君が代」替え歌ネットで広まる 斉唱義務への抗議として | Excite エキサイト : ニュース

[ 2006年05月30日 00時55分 ]
[東京 29日 ロイター] 「Kiss Me」という題の「君が代」の替え歌が、インターネット上で広まっている。学校行事での「君が代」斉唱を義務づける圧力が強まる中、抗議運動の一形態として広まっているようだ。
日本の国歌「君が代」は1999年になってようやく法的に国歌として認められた。内容は天皇を讃える古代の詩がもとになっているが、これが日本国内およびアジア諸国で、かつての軍国主義のシンボルとして批判の的になっている。
アメリカでも最近、国歌をめぐる論争が起こっている。スペイン語バージョンの「星条旗」がリリースされ、保守派から怒りの声が沸き上がったのだ。
東京都が2003年に「君が代」の起立斉唱を命じて以来、それに従わなかった教師たち数百人が罰せられている。
現在、流布している「君が代」の替え歌は英語の歌詞だが、本来の日本語のものと同じように聞こえる。
本来の「君が代」では、19世紀のメランコリックなメロディにのせて、天皇の治世の永続が歌われる。
替え歌の歌い出しは「Kiss me, girl, and your old one」。
保守派の日刊紙『産経新聞』が月曜日の第一面に記事を掲載し、この替え歌は「サボタージュ」の手段として広がっているようだ、と紹介した。
替え歌の作者は不明だが、国歌斉唱に反対する運動を展開するグループのウェブサイトでは「心ならずも『君が代』を歌わざるを得ない状況に置かれた人々のために、この歌が心の中の抵抗を支える小さな柱となる」と述べられている。


Web「正論」|Seiron

 卒業式、入学式での国歌斉唱が浸透するなか、「君が代」の替え歌がインターネット上などで流布されている。「従軍慰安婦」や「戦後補償裁判」などをモチーフにした内容だが、本来の歌詞とそっくり同じ発音に聞こえる英語の歌詞になっているのが特徴で、はた目には正しく歌っているかどうか見分けがつきにくい。既に国旗掲揚や国歌斉唱に反対するグループの間で、新手のサボタージュの手段として広がっているようだ。
 替え歌の題名は「KISS ME(私にキスして)」。国旗国歌法の制定以降に一部で流れ始め、いくつかの“改訂版”ができたが、今年二月の卒業シーズンごろには一般のブログや掲示板にも転載されて、広く流布するようになった。
 全国規模で卒業式、入学式での国旗掲揚、国歌斉唱に反対する運動を展開するグループのホームページなどでは、「君が代替え歌の傑作」「心ならずも『君が代』を歌わざるを得ない状況に置かれた人々のために、この歌が心の中の抵抗を支える小さな柱となる」などと紹介されている。
 歌詞は、本来の歌詞と発声が酷似した英語の体裁。例えば冒頭部分は「キス・ミー・ガール・ユア・オールド・ワン」で、「キー(ス)・ミー・ガー(ル)・ヨー・ワー(ン)」と聞こえ、口の動きも本来の歌詞と見分けにくい。
 歌詞の意味は難解だが、政府に賠償請求の裁判を起こした元慰安婦と出会った日本人少女が戦後補償裁判で歴史の真相が明らかにされていくのを心にとどめ、既に亡くなった元慰安婦の無念に思いをはせる-という設定だという。皇室に対する敬慕とはかけ離れた内容で、「国家は殺人を強いるものだと伝えるための歌」と解説したホームページもあった。
 ≪陰湿な運動≫
 高橋史朗・明星大教授(教育学)の話「国旗国歌法の制定後、正面から抵抗できなくなった人たちが陰湿な形で展開する屈折した抵抗運動だろう。表向き唱和しつつ心は正反対。面従腹背だ。国会審議中の教基法改正論議で、教員は崇高な使命を自覚することが与野党双方から提案されている。この歌が歌われる教育現場では、論議の趣旨と全く反する教育が行われる恐れすらある」

「君が代」の替え歌 歌詞と訳
【詞】
 Kiss me, girl, your old one.
 Till you’re near, it is years till you’re near.
 Sounds of the dead will she know?  She wants all told, now retained,for, cold caves know the moon’s seeing the mad and dead.

【訳】
 私にキスしておくれ、少女よ、このおばあちゃんに。
 おまえがそばに来てくれるまで、何年もかかったよ、そばに来てくれるまで。
 死者たちの声を知ってくれるのかい。
 すべてが語られ、今、心にとどめておくことを望んでくれるんだね。
 だって、そうだよね。冷たい洞窟(どうくつ)は知っているんだからね。
 お月さまは、気がふれて死んでいった者たちのことをずっと見てるってことを。
(引用終)





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コメント (1)

空耳アワ~だっ!!!

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