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フィリピンペソが儲かるらしい??

 昨今の銅価格とニッケル価格の高騰により、フィリピンペソの密輸が横行しているらしい。

 ニッケルと銅で鋳造されていた旧フィリピンペソは、なんと1ペソで3.50ペソの価値になるらしい。つまり、硬貨ではなく金属として取引すると、2.50ペソの利益が出てしまう。(そんなアホな。。。)
 そんなわけで、先週も日本向けに200~300万枚ものフィリピンペソが密輸されようとしていたらしい。(200万と300万ではえらい違いだが)

 こうなると、このワタクシも黙っているわけにはいかない。
 早速マニラに飛ぶことにする。

 その前に、念のために儲けを計算してみた。
 仮に200万枚密輸するとして、
 儲けは、「200万枚X2.50ペソ=500万ペソ」
 1ペソは、約50銭。
 つまり、「500万ペソX0.5円=250万円」の儲け
 これは魅力的である。

 しかしだ、、、200万枚ものペソ硬貨をどうして集めるのだ?
 200万枚ものペソを集めるには、相当な人員が必要である。
 一人が1000枚集めたとして、2000人が必要となる。
 「250万円÷2000人=1,250円」が一人当たりの儲けとなる。
 それならと、200人に頑張ってもらっても、12,500円の儲け。
 さらに、頑張ってもらって、20人としても、125,000しか儲からない。
 それに、コンテナを調達して、日本までの船賃を差し引くと、、、フィリピンまでの飛行機代が出ない。。。 
 
 これは儲からないと思ったこのワタクシは、錦糸町のフィリピンバーでフィーバーすることにした。。。


(他のフィリピンニュース)
 母乳の重要性


(引用)
金属価格暴騰で硬貨密輸が急増 | エキサイトニュース
[ 2006年07月12日 22時17分 ]
[マニラ 11日 ロイター] フィリピンの密輸業者たちが国内の旧ペソ硬貨を大量に国外に持ち出そうとしている。1ペソわずか2セントの額面価格のためではない。硬貨に含まれる銅とニッケルの価格が高騰しているからだ。
フィリピン中央銀行によると、税関当局は先週末、日本に向けて密輸される硬貨200~300万枚を押収した。硬貨は長さ12メートルほどのコンテナに納められていた。フィリピンの法律では、1万ペソ以上の国外持ち出しには申告の義務がある。
2003年まで鋳造されていた旧1ペソ硬貨の密輸出は頻繁に摘発されている。中央銀行のアルマンド・スラト副総裁によると、5月には40万枚が、2月には100万枚の密輸が摘発された。
「密輸の原因は硬貨の含有成分のためです。2002年の時点で、1ペソ硬貨の鋳造に1.40~1.60ペソのコストがかかっていました」
2003年まで、6.1グラムの1ペソ硬貨は銅75%、ニッケル25%を含有する合金で鋳造されていた。現在の金属相場では硬貨1枚3.50ペソの価値がある。
同副総裁によると、中央銀行は鋳造コスト削減のために2004年、ニッケルメッキを施した鋼鉄製の硬貨の鋳造を始めた。
ロンドン金属取引所(LME)における銅価格は、中国における需要急増と供給不足から今年に入って75%上昇、10日は1トン=7730ドルで取引を終えた。
ニッケルは同日、史上最高値の1トン=2万4800ドルを記録し、2万4650ドルで取引を終えた。
(1万円=4,521.50ペソ)
(引用終)





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コメント (2)

豊田:

せっかくなので成分解析してみました。

フィリピンペソの78%は下心で出来ています

なるほど・・・

豊田さま、
 成分解析結果のご連絡ありがとうございます。
 偶然にしてはよくできていますね。

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