サックスかセックスか?
株式投資銀行ゴールドマンサックスグループは、セックスをテーマにしたウェブサイト「ゴールドマンセックスドットコム(goldmansex.com)」を運営するオランダ人男性に、サイト名称の変更を要請したらしい。
確かに、「ゴールドマンサックス」と「ゴールドマンセックス」ではややこしい。
おまけに、「ゴールドマンセックス」の方は「アダルトサイト」だけに分が悪い。
、、、と思って、念のために確認してみた。
「ゴールドマンセックス(Goldmansex)」の方だが、素人サイトかと思えばこれが意外によくできている。世界を旅するビジネスマンに、世界のどこにいても大人の娯楽を紹介するという崇高な目的をもったサイトである。(別に、このワタクシがこのサイトを利用したいというわけではない、、、あしからず)
一方、「ゴールドマンサックス(Goldman Sachs)」、、、よくよく考えたら、「goldmans」以降の文字がすべて違う。これをタイプミスするのは常識的にはありえない。これを類似サイトというのは無理があるような気がする。
さらに、「ゴールデンセックス」の提供するアダルトサイトと「ゴールドマンサックス」が紹介する投資商品のサイトを間違えて訪問して気付かないような者は、そもそも投資になんて興味がないような者に違いない。
こう考えると、「ゴールドマンサックス」ほどの会社が、「ゴールドマンセックス」という一人でやっている会社を相手に調停を求めていること自体が嫌がらせのような気がしてならない。
このワタクシは、断然「ゴールドマンセックス」派である。
何度も言うようだが、決して世界中を旅するこのワタクシ(参照:「Pancho de AONORI FLYING HIGH」)がこのサイトを利用したいからではない。。。
(引用)
サックスかセックスか? 類似名称サイトに変更要求 | エキサイトニュース
[ 2006年07月15日 18時17分 ]
[ニューヨーク 14日 ロイター]
株式投資銀行ゴールドマンサックスグループは、セックスをテーマにしたウェブサイト「ゴールドマンセックスドットコム(goldmansex.com)」を運営するオランダ人男性に、サイト名称の変更を要請した。
ゴールドマンサックスは先週、インターネットのドメイン名「goldmansex.com」には好ましくない「アダルト」コンテンツへのリンクが含まれており混乱を引き起こすとの苦情を、全米仲裁フォーラム(NAF)に提出した。
NAFはインターネットのドメイン名に関するものなど、法人間のトラブルを調停する機関。
ゴールドマンサックスと「goldman.com」がすでに登録されている。
ゴールドマンサックスの広報担当者ピーター・ローズは、銀行としてはNAFの文書以上のコメントはしないと述べた。
しかし、「goldmansex.com」の創立者兼たったひとりの従業員であるロブ・ミュラー(32)は、「ゴールドマン」が、友達が自分に与えたあだ名であると主張。あだ名の由来は、「みんなは僕がいつも幸運だと思ったから」。
このウェブサイトには、ストリップクラブやエスコートクラブへのリンク集がある。
ミュラーはオランダのアルビアンにある自宅で電話取材を受けた。彼は世界最大の投資銀行について最近まで知らなかったと言った。彼は月曜日にゴールドマンサックスからの苦情についてNAFからの通知を受けたそうだ。
NAFのクリスティン・ドライン弁護士は、訴訟中の事件に関する基本方針にもとづき、コメントを拒否した。
ミュラーは、すでに弁護士を雇い、ドメイン名を保持するために闘うつもりだと語った。彼はドメイン名が混乱を引き起こすとは思わないという。
「彼らの顧客が、これがゴールドマンサックスの新商品ラインか何かだと本気で思ったりするでしょうか?」と、彼は言った。
(引用終)