ポストホリデー・ブルース
イギリスでは、8月30日がカップルが最も口論をしがちな日になってしまうらしい。
どうやら、休日の少ないイギリスでは、夏が終わることと、クリスマスまで休日がないことが合わさった「ポストホリデー・ブルース」の影響で、8月末は喧嘩が起きやすい日になるという理屈らしい。
おまけに、カップルのケンカは、以下の単純な等式で説明可能ということも報告されている。
(休暇後の憂うつ+金銭上の負担-陽光の欠如)÷家庭内の混乱=関係の緊張
おいおい、こんな計算どうやって行いまんねん。。。
先進国では例外的に祭日の多い国の一つである日本ではどうなのだろう?
夏の終わりの若干の寂しさはあるが、秋が特に憂鬱という気もしない。おまけに、9月に2回、10月に1回、11月に2回、12月に1回祭日があり、12月なんてもう少し休めたりするケースも多い。
休みだけで考えると、祭日がないのは6月と8月だけだが、8月は特別に休みになっているケースが多いので現実的には6月が一番憂鬱なのか? しかし、イギリスのように、8月からクリスマスまでのような長期間を休まないなんてことは一年中ないので、わざわざ「ポストホリデー・ブルース」なんていうほどのこともない。
よし、日本では「ポストホリデー・ブルース」はないということにしておこう。(まことに勝手ではあるが)
それにしても、どうも以下の記事に出てくる恋愛セラピストが胡散臭い。
上記の数式といい、夏の終わりが勝手に(8月31日ではなく)8月30日にされている。
おまけに、「8月30日までに、カップルの緊張は最大限に高まります。それが原因で、不毛で不必要な口論が起きるわけで、2人の関係に不健全な影響を及ぼします」なんて言うなら、それをセラピーするべきであろう。。。
(引用)
8月30日はカップルが最もケンカをしやすい日? | エキサイトニュース
[ 2006年09月01日 05時47分 ]
[ロンドン 30日 ロイター] 機嫌が悪い? なるほど。専門家によると、今日(8月30日)はカップルが最も口論をしがちな日なんだそうだ。
夏が終わり、クリスマスまで休日がないことが合わさった「ホストホリデー・ブルーズ(休暇後の憂うつ)」のせいで、8月30日はケンカが起きやすい日になる、という理屈らしい。
セックス・恋愛関係のセラピスト、ポーラ・ホール氏によると、カップルのケンカは次の単純な等式で説明可能だそうだ。
休暇後の憂うつ+金銭上の負担-陽光の欠如÷家庭内の混乱=関係の緊張
ホール氏は「8月30日までに、カップルの緊張は最大限に高まります。2人は夏が完全に終わったことを思い知らされるのです。それが原因で、不毛で不必要な口論が起きるわけで、2人の関係に不健全な影響を及ぼします」
(引用終)
コメント (2)
上の式の÷は間違いで、×ではないのでしょうか?・・・・と、思っている子持ちのカップルが、実は日本では多いのではないでしょうか? 夏のはじめに、「ああ、夏休みが始まるなあ。子供がずっと家にいて、大変だなあ」→夏の終わり「学校が始まるなあ!お弁当作りやあれこれが、大変だなあ!」
これは、冬休みまで、まとまったお休みがないお母さん方の、もしかしたら、本音かもしれません。
投稿者: よっこ | 2006年09月03日 09:54
日時: 2006年09月03日 09:54
よっこさま
なるほどそういう解釈もできますね~。
配偶者も子供もいないこのワタクシは、まだまだ未熟者でした。。。
投稿者: Aonori | 2006年09月03日 16:13
日時: 2006年09月03日 16:13