祈願書をファクス送信すれば神様に届く宗教
耐震強度偽装事件で、構造計算書が偽造された建物を多数施工した、木村建設(熊本・八代市、破産)の社長・木村盛好被告(74)は、偽装がばれないように、入信する宗教法人に「祈願書」をファクスしていたとのことである。
この宗教では、祈願書をファクス送信すれば神様に届くとのことで、祈願書には、姉歯被告の責任やマンション名、「最悪です。ばれたら逃れる道はありません」、「今は木村建設に捜査は来ていないものの、非常に危険な状態です」などの訴えがつづられていて、「国交省の調査がヒューザーだけで終わりますように。なにとぞお助けください」と締めくくられているという。
裁判については、神ではなく人がキチンと裁いてくれると思うので、ここで特にどうこうコメントすることはない。
それよりも、、、「祈願書をファクス送信すれば神様に届く」宗教とはどこにあるのだろう。
本当に神頼みすれば叶えてくれるのであれば、このワタクシ、神様に送りたい願い事がたくさんあるのだが。。。 できれば、ファックスだけではなく電子メールでも受け付けていただけるともっとありがたい。
しかし、、、このオッサンが逮捕されたということは、神頼みも通用しなかったのか。。。
それとも神様には願いが届いたものの、願いが適うかどうかは案件しだいなのか。
う~む、、、一度送ってみたい。
(「神様」関連)
「御神籤」
(引用)
livedoor ニュース - 偽装ばれないよう宗教に祈願FAX 木村被告初公判…耐震強度偽装事件
耐震強度偽装事件で、構造計算書が偽造されたホテルやマンションを多数施工した、木村建設(熊本・八代市、破産)の社長・木村盛好被告(74)の初公判が7日、東京地裁で行われた。
木村被告は建設業法違反(虚偽申請)は認めたが、新築工事を請け負ったホテルに偽装があると知りながら、工事代金を詐取したとする詐欺罪については「偽装を知りませんでした」と否認した。
ところが検察側は、木村被告がすでに報告を受けていた偽装がばれないよう、入信する宗教法人に「祈願書」をファクスしていたと指摘。責任逃れの“神頼み”に走った様子が浮かび上がった。
木村被告の妻の供述によると、この宗教では、祈願書をファクス送信すれば神様に届く。木村建設の元東京支店長・篠塚明被告(45)から、姉歯秀次被告(49)の構造計算書偽造を知らされた後の昨年11月7日、木村被告はファクスを送った。
読み上げられた祈願書には、姉歯被告の責任やマンション名、「最悪です。ばれたら逃れる道はありません」「今は木村建設に捜査は来ていないものの、非常に危険な状態です」などの訴えがつづられていた。「国交省の調査がヒューザーだけで終わりますように。なにとぞお助けください」と締めくくられている。
ダブルのスーツ姿の木村被告は、立って行う罪状認否でいすに座ろうとしたり、裁判官の「職業は?」の質問に「ふんっ?」と聞き返すなど、周囲を心配させた。弁護側は公判後、保釈申請した。
2006年09月08日08時15分
(引用終)