フランスよ、、、お前もか。。。
フランス政府は、来年1月1日から、レストランやその他の公衆の場での喫煙を禁止する措置の導入を準備しているとのことである。
フランスといえば、日本と匹敵するくらいの「喫煙天国」であったにも関わらず、この変わり身の速さは一体何なんだ?
いくらEU諸国との足並みを合わせるとは言っても、個人主義の(というか自分勝手な)フランス人が、この措置に耐えれるとは思わないのだが。
とは言うものの、ちょっと前までは、シャルル・ド・ゴール空港内の荷物を待つターンテーブルの所の「禁煙」の看板の下でタバコを吸っているフランス人なんて普通にいたのに、最近は見かけなくなっていたような気もする。
「クソ」も「煙」もないパリなんて、パリではないような気がする。。。(参照:「パリの路上から犬の糞が消えた!」)
なお、余談ではあるが、フランス語を勉強していたにも関わらず、パリに初めて行ったのは、フランス語が話せるようになったかなり後のことである。
オペラ通り沿いのカフェのテラスでフランス人が撒き散らす大量の煙に巻かれながら、犬の糞を避けつつ歩いているフランス美女を眺めつつ聞いたフランス語に、「おお、これが本場のフランス語かっ!」と感動したことを昨日の事のように思い出してしまった。。。
それまで、自分がうまく話せないということを棚に上げて、「どうしてフランス語の発音ってこんなに汚いのだ?」と言っていたのに、セーヌ川沿いで抱き合っているカップルのフランス語を漏れ聞いたときに、愛を語るにはフランス語しかない、、、と感嘆したものである。(参照:「ぱんちょな恋の物語:あれ以来」)
(「フランス」関連)
「フランスでぼやく アーカイブ」
(引用)
livedoor ニュース - レストランなどが全面禁煙か=来年1月から-フランス
【パリ23日】フランスの日刊紙フィガロが23日付で報じたところによると、同国政府は来年1月1日から、レストランやその他の公衆の場での喫煙を禁止する措置の導入を準備している。この措置が実施されれば、仏は英国、アイルランド、イタリア、スペイン、スウェーデンなどと歩調を合わせることとなる。
これらの欧州連合(EU)諸国は既に、閉め切られた公衆の場所での禁煙を実施しているか、もしくは禁止措置を準備している。ベルトラン保健・連帯相はフィガロ紙に、仏もそうなると語った。同紙によると、政府が準備している法令では、たばこを販売しているバーやカジノ、ナイトクラブは禁煙措置の適用から除外されるだろうという。
同紙は、9月に同法に関する議会への報告書が提出され、10月には政府が計画を発表するとしている。
接客業界を代表する連盟はこの報道に対して、禁煙措置が現実的な方法で実施されることを希望するとして、既に禁煙エリアを設けるなどの投資を行っているレストランに関しては、客が禁煙か喫煙かを選択する方法を認めるべきだと指摘している。
〔AFP=時事〕
2006年08月24日12時41分
(引用終)
コメント (2)
初めまして。
このブログ、ちょっと感激!
おもしろい!
あたしは非喫煙者ですが、以前は愛煙家だったので仏が喫煙を禁止するというニュースは結構ショックでした。
煙草の煙が無いcafeなんて、フランスじゃない!
パリのcafeは煙とコーヒーの香りは絶対です。
投稿者: lou | 2006年10月12日 10:20
日時: 2006年10月12日 10:20
louさま、
コメントありがとうございます。
「感激」いただきこちらが感激です。
さっそく、lou-inesの生活ものぞかせていただきましたが、こちらのブログもどことなくエキゾチックな香りがして(って、このワタクシが読んだ記事だけかも)、楽しく読ませていただきました。
またこちらからもお邪魔します。
投稿者: Aonori | 2006年10月12日 15:23
日時: 2006年10月12日 15:23