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四半世紀ぶりに外出した女性

 イタリアで、26年ぶりに家の外に出たという女性がいるらしい。

 この女性、26年前のインフルエンザを非常に恐れて、それ以来家に立てこもることで細菌から身を守っていたとのことである。

 いやはや、このワタクシも滅多に家から出ないが、一日一回くらいはコンビニに買出しに出るものである。
 もし誰かが食料を届けてくれたとしても、三日目くらいには外に出てしまうだろうな~。
 
 大学のとき、金がなくて、学校と家の往復しかしていなかった時期がある。
 文京区の家から隣の千代田区の大学まで歩いて行って帰るだけである。
 あるとき、ふと考えた。
 このワタクシは、一体何日間、山手線の外に出ていないのだろうか、と。
 自分がとんでもなく狭い世界に生きている気がして、慌てて池袋まで行ったものであった。

 それにしても、26年。。。
 とんでもなく長い時間だ。。。
 モスクワオリンピック、、、山口百恵、、、長嶋茂雄、、、松坂大輔誕生。。。


(「1980年」関連)
 「1980年 - Wikipedia


(引用)
26年ぶりにアパートの部屋から出てきた女性 | エキサイトニュース
[ 2006年09月12日 03時42分 ]
[ミラノ 10日 ロイター] イタリアの保健省職員たちが、20年以上にわたってアパートから出たことがなかった女性を病院に連れ出した。彼らはあまりの悪臭に呼吸装置をつけなければならなかったそうだ。
新聞の報道によれば、この女性、カーメラさんの年齢は50代後半。体重は30キロ、髪の毛の長さは2メートルあったそうだ。
ローマの200キロ北東の街マチェラータの消防士と保健省職員たちが彼女のアパートに赴いたとき、窓は粘着テープとシャッターで完全に閉められていた。
26年前のインフルエンザを非常に恐れたカーメラさんは、家にこもることで細菌から自分を守ろうとした。
彼女の兄弟アダモさんが、家のドアの前まで缶詰の食糧を届けていたが、近日中に入院の予定があってそれを続けることができないと警察に話したのがきっかけで、彼女の苦境は当局に知られることとなった。
『ラ・リパブリカ』紙によれば、彼は10年間カーメラさんを見ていなかったそうだ。
カーメラさんはいつもドアの向こうから叫んで、隣人たちに自分の意志を伝えていた。
「踊り場の窓を閉めて!」とだけ。
(引用終)





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コメント (1)

そこまでして、感染から自分を守って、どこに人生の意味があると考えたのでしょうか?・・・難しい問題です!

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