飲酒運転はなくならない
このワタクシの住んでいる辺りにはタクシー会社の営業所が非常に多い。
ちなみに、このワタクシの住んでいる集合住宅の隣もタクシー会社である。
そのせいかどうかは判らないが、深夜に近所のファミレスなんかに行くと、駐車場にタクシーがたくさん止まっていて、店内では制服を着た運ちゃんが飯を食ったり休憩したりしている。
先日も深夜のファミレスには数人のタクシーの運ちゃんがやってきた。
多分、「○時ごろには一緒に休憩しよう」と示し合わせて、集まってきているのだろう。
休憩なのか、本日終了なのかは判らないが、いずれにしても、彼らはたいてい、「とりあえずビール」と言うのである。
小ジョッキ一杯程度かと思いきや、なんと大瓶数本頼んでいる。
仮に彼らは本日終了状態であったとしても、少なくとも営業所までは帰らないといけないはずである。
彼らが集まってくるのは、いつも3時半~4時くらいである。タクシーの窓には、「入庫5時」なんてシールが貼ってある。10本近い大瓶を3人くらいで飲んでいることから考えると、彼らは間違いなく酒気帯び以上の状態で営業所に帰ることになる。
最近のファミレスには、「勤務中の方には酒類は提供しません」なんて張り紙がしてあるが、現実的に深夜のアルバイトが、「勤務中のようなので、その注文はお受けできません」なんて言うとは思えないし、明らかに勤務中であるような人に酒を提供しているのである。(そもそも、勤務中かどうかではなく、車で来た人への提供をやめるべきでしょう)
また、営業所の仲間も、酒臭い運ちゃんが帰ってきたきに注意するようにしていれば、繰り返し勤務中にビールを飲むことはなくなるであろう。
「今度こそ一発かましてやろう」と思っていたら、なんとそのファミレスには「10月01日より営業時間は1時までとなります」という張り紙が貼ってあった。
確かに、運ちゃんの休憩場所とかこのワタクシの読書場所とか、浮浪者風のオッサンの睡眠場所とかになっているそのファミレスの深夜営業が儲かっていたとは思えないが。
いずれにしても、今度どこかで「運ちゃんの深夜のビール」を見たら、絶対に一発かましてやろうと思っている。というか、とりあえず、営業所に電話しておこう。
それにしても、プロの運ちゃんがこの程度なら、この国から飲酒運転を撲滅するのはどう考えても不可能なような気がしてならない。。。
(「深夜のファミレス」関連)
「ぱんちょな恋の物語:傍若無人なヤツ」