前川、中村ノリ、オリックス。。。
オリックスの中村ノリが退団しそうな気配になってきた。
代理人によると、中村は「今の状況ではオリックスで体を張ってプレーできない」と話しているらしいが、その後の本人の記者会見では、「オリックスでプレーしたい」意思は満々のようであり、なぜ急に交渉が決裂したのかは理解できない様子であった。(その様子を見たオリックス側も、交渉再開をにおわしている)
コリンズ新監督がドジャーズの育成担当だったことからしても、中村ノリとは既知の間柄であるはずである。
ドジャーズの育成担当が相当なポジションのような報道も(なぜか)見られるが、コリンズの過去の経歴(アストロズ監督、エンジェルス監督、デビルレイズのコーチなど)はたいしたものではない。その後閑職(ドジャーズ育成担当を含む)を数年続けた上でのオリックス監督である。
近年のメジャーにおける日本での監督としての実績への評価は、昨年ヒルマンが辞めそうになったことからも明らかなように、非常に高いものがある。(それなら、辣腕の阪神の岡田監督をメジャーの監督にでも引き取ってもらいたいものだが。。。)
コリンズとしては、「日本で成功を収めれば、再びメジャーの監督へ」という千載一遇のチャンスである。
その自分が率いるチームに既知の中村ノリがいるというのは、ある意味心強い話である。ノリが活躍するかどうかは別として、少なくとも他の選手の事はまったく判らないんだから、放出する必要性はないはずである。
どうも、球団フロント側と代理人の間で話がもつれただけのような気がしてならない。
中村ノリの問題は推移を見守るとして、年初に気になったニュースは、オリックスの雑賀新球団社長が、開口一番に「清原以外は知らない」と言ったことである。(立派な社会人が、よくそんなことを口に出すもんだ。そう思っても言ってはいかんでしょう)
なんと、その直後に、世間をにぎわす事件(前川の逮捕、ノリの退団騒動)が立て続けに起こっている。
さすがの新球団社長も、二人の名前は覚えたに違いない。
これからも、選手が名前を覚えてほしさに何かをやってくれそうな気がしてならない。。。
(追記)
なお、ネットなどでは中村ノリを非難する声が多く、「ノリブタ」などと揶揄されているが、同じように名前の中に「ノリ」という音を持ち、かつ太り気味のこのワタクシとしては、その字を見るためにドキッとするのである。。。
(引用)
中村紀洋、オリックス退団へ
(読売新聞 - 01月09日 12:41)
契約交渉が難航していたプロ野球オリックスの中村紀洋内野手(33)が9日、5度目の契約交渉で、代理人を通じ、退団を申し入れ、球団側も了承する意向を示した。
代理人によると、中村は「今の状況ではオリックスで体を張ってプレーできない」と話しているという。
中村は昨年、左手首などを痛め、85試合の出場で、打率2割3分2厘、12本塁打。公傷扱いを求めていたが、球団側は認めず、予備交渉で野球協約の年俸の減額制限(40%減まで)を超える60%減の8000万円(推定)を提示していた。
(引用終)