とんちで泥棒撃退
中国・北京で泥棒に入られまくったマンションが、金をかけずに泥棒を撃退する方法を思い付いたらしい。
(引用)
Yahoo!ニュース - Record China - まさに天才?!とんちで泥棒撃退―北京市
6月1日9時15分配信 Record China
発想の転換で、泥棒の撃退に成功したマンションが話題となっている。
北京市朝陽区のあるマンションは長年泥棒に悩まされてきた。問題はマンションを囲む壁が低いこと。南側の部分は高さがわずか1.5mしかなく、簡単に乗り越えられてしまう。住民の李(リー)さんによると、この低い壁の存在はおそらく北京中のこそ泥の間に知れ渡っており、毎日のようにマンションには泥棒が侵入していたという。李さんも自転車3台を盗られた。まさに「泥棒天国」状態だった。
半月ほど前に、ある住民が、泥棒が壁の上を乗り越えて、物を持ち出している場面を目撃、マンションの管理部に対策を訴えた。とはいえ、壁を高くするような資金はマンションにはない。どうすればいいのか頭を悩ましていたところ、ある職員が名案を思いついたという。早速、ショベルカーを借りてきて、壁の前に幅2m、深さ3mの溝を掘った。これでわずか1.5mだった低い壁は、高さ4.5m相当にグレードアップ。以後、泥棒の被害はぱたっとなくなったという。天才的発想と住民は大絶賛だ。
(引用終)
確かに妙案ではあるのだが、壁が低いだけでこそ泥が盗みを貫徹できるのだろうか?
写真で見る限り、壁のかなり近くではあるが、各戸の窓がある。
その窓を開ける、もしくはぶち壊さない限り侵入はできないはずだ。
もし窓をぶち壊して侵入しているとしたら、周りの住戸が気付くはずである。
おまけにマンションの管理部があるのだから、人が常時ではなくても、この場所を巡回すれば済むような気がしなくもない。
また、わざわざ穴を掘らなくても、有刺鉄線でも張り巡らせば簡単には侵入できないでしょう。
どうもマンション管理部の怠慢のような気がしないでもない。
(関連エントリー)
「適職(あおのり世相をぼやく)」