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危険は潜んでいる

 昨晩、新宿七丁目の友人宅に行くべくこのワタクシは、午後八時過ぎに都営地下鉄の新宿三丁目の駅を降りた。

 どの辺りが七丁目かよく判らないこのワタクシは、だいたいの目安をつけて明治通りを北上したものの、最初のうちは町名が新宿五丁目となったので、方向は間違いないと、高をくくっていたら、いきなり通りの左側が歌舞伎町二丁目と書いてあったので、数分ぐるぐる回った後ワケが判らなくなり、花園神社横の交番で道を聞くことにした。
 警官と二言、三言話していると、突然「ボンッ」という音が鳴り響いた。警官が、「多分その辺で衝突でもしたのでしょう。よくあるんですよ」、と説明してくれた。よくあっては困るのだが。。。
 結局七丁目への方向は見当をつけた方向で合っていたようで、このワタクシは再び明治通りを北上し始めた。
 数分後、明治通りの双方向からけたたましく消防車が走ってきては、靖国通りを新宿駅の方に曲がって行く。このワタクシが見ただけでも15台は走って行っただろうか。
 江戸の華である「火事と喧嘩」を見に行かせたらこのワタクシの右に出るものはいない、と豪語するこのワタクシは、普段は滅多に使わない筋肉にありったけの指令を送り、全速力で消防車を追った。
 すると、なんとさっき行った交番の真裏にある新宿区役所の前に数十台の消防車が集まって、これから消火活動を始めようかというところであった。とはいえ、区役所通りという幅10メートルほどの通りの両側を違法駐車が占拠しているので、消火活動もままならない。
 取りあえずこのワタクシは、現場に近付くべく、「報道で~す」と言いながら、野次馬を掻き分け、区役所の斜め後ろに位置するであろうその場所に再接近を試みた。
 が、かなり近付いたところで、警察が張り始めた非常線用のロープに止められた。さすがに警察にまで「報道」で通すわけにもいかず、20メートルほど離れたところで、傍観するしかなかった。非常線の最前列にいたにもかかわらず、現場らしき場所の様子はあまりよく見えない。ただ、煙が充満しているので火事であることは明らかであった。
 こういうときは必ず現場にいる、訳知り風のにいちゃんの言葉に耳を傾けていると、「そこのビデオ屋の隣の屋台村でガスボンベが爆発したらしい。中で一人倒れている」、とのことであった。しかし、不思議なことに救急車はやってこない。
 「ビデオ屋さんの店員の方はいらっしゃいますか」、消防車からマイクでしきりに呼びかけている。
 煙も収まり、一応平静を取り戻したのを見て、このワタクシはその場を去った。冷静になったところで、友人のところに行かなくてはいけない、ということを思い出したのである。


 友人宅でニュースステーションを見ていると、渡辺真理ちゃんが、「歌舞伎町のビデオ屋で爆発があり、散弾銃と爆弾を持った少年が出頭してきました。。。」と言っている。。。
 ってことは、犯人は、このワタクシがいたところと50メートルしか離れていない場所で爆弾を放り投げ、このワタクシが野次馬を先導していた頃に、散弾銃を持って辺りを徘徊していたのか!!
 現場を写す某局のニュースの映像にこのワタクシの頭が写っていたのを見たお方は相当なあおのりファンである。。。


☆あおのり的今日の一言☆
危険はどこに潜んでいるか判らない。Watch your step!!





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