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若年女性の聖地・後楽園

 知人から朝連絡があった。都心に出てきたので夕方に会いたいという。
 先方の指定で、待ち合わせ場所は東京ドームホテルのロビーということになった。

 このワタクシは、個人的には、東京ドームの界隈での夕方の待ち合わせしないことにしている。話は単純で、その界隈は人が多いからである。
 このワタクシの家から東京ドームホテルに行くには、後楽園駅の構内を通ったあとに、東京ドームへ向かう陸橋を渡って、ドームを半周しなければならない。そして、半周したドームの真正面(屋根にTOKYO DOMEの文字のあるところ)から、ホテルへの連絡通路を抜けることになる。

 日ハムが遠征に出ていることは知っていた。一方、セリーグのチームの方が地元で試合するのかどうかは知らなかった(というよりも、興味がないだけのことなのだが)。いずれにしても、たいてい、どちらかが地元でやっている。
 案の定、セリーグの方は地元にいたようで、後楽園駅の構内は、帰りの乗車券を買おうとする人でごった返している。
 さらに、陸橋上ではいつものとおり、ダフ屋のお兄さんが気合いを入れている。
 すべてを無視してドームの外周にきたところで、異様な気配がしたので思わず立ち止まってしまった。
 おびただしい数の人がいることはいつも通りなのだが、どういうわけか目の前にいる数百人の人間がほとんど女性なのである。さらに、彼女たちの髪型が判で押したように同じ髪形なのであった。。。
 女性に慣れていない(??)このワタクシはさすがにビビってしまった。。。
 「グッズ売り場の最後尾はこちらで~す。現在1時間待ちで~す。開演に間に合わない可能性もありま~す」
 いちいち語尾の気になる係員である。
 それにしても、グッズなんてドーム内で売っているはずであるし、だいたい「開演」とは何なんだ。
 
 浜崎であった。
 ドームの外周はあまりの混雑で容易に前に進めない。。。おまけにスゴイ量の煙草の煙である。こいつら本当に成人なのか。ま、税金払ってくれていることだし、どうでもいいことだ。
 ようやくドームの真正面からホテルへの連絡通路に向かうところ着いた。
 な、なんと、連絡通路には、ざっと見ただけでもこれまた500人くらいの人がいる。そして、大きな建て看板に「アリーナ入口」と書いてある。
 なんで、こんなところにアリーナの入口が。。。 ドームそのものからは、50メートルくらい離れている。
 近付けるところまで近付いてみた。
 単にこのワタクシが知らなかっただけなのかもしれないが、ドームとホテルをつなぐ秘密(プロ野球選手等が使うのではないか)の通路のようなものが地下にあって、アリーナ席の観客をその通路に誘導しようとしている様子である。
 たぶんアリーナ席だけでも1万人近くは収容できると思われるので、このワタクシが度肝を抜かれるくらいの数の人がアチコチにいるのも納得できる。
 結局、連絡通路を通ることはできなかった。(写真参照-ホテル側から撮ったもの。手前の人のいないところが連絡通路。向こうにいる人をかき分けて突破するのはこのワタクシの体力をもってしても不可能であった)
 かなりの遠回りでようやくホテルに着いたときはもう汗だくであった。
 少し時間があったので、「少し愚痴ってやろう」と友人に電話をしようとしたが、無情にも携帯電話の画面には「しばらくお待ちください」の文字が。。。
 さすがに最近の若年女性は、黙っては並んでいないようである。数万人の若年女性が携帯電話を使っていたと思うとゾッとする。
 結局、何回試みても、愚痴電話は掛けれなかった。いきなり、「浜崎のおかげで、ギャルがいっぱいいて、遠回りさせられた」と愚痴られる友人にとっては掛からなくてよかったのだが。。。





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