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博士の愛した球団

 このワタクシは映画館で映画を見ることはほとんどない。

 実は、何を隠そう、このワタクシは、ものすごく涙もろいのである。。。 過去見た映画のほとんど(ホラーも含む)で涙を流している。 涙もろいというよりは、涙腺が弱いというのが正しい表現かもしれない。 喜・怒・哀・楽、の全てが涙となって表現されてしまうのである。
 そういうことで、記憶が正しければ、最後に映画館で見た映画は、ディズニーの「美女と野獣」だったと思うが、相当昔の話である。 もちろん、涙を流したことは言うまでもない。。。
 そのワタクシが、急遽思い立って映画館に行った。
 喫茶店で読んでいたスポーツ新聞の映画紹介欄に何気なく目をやると、21:00からでも数本の映画をやっているシネマコンプレックスがあることを発見し、勢いで行ってしまったのである。 そのシネマコンプレックスに着いたのが20:50くらいだったので、とりあえず、一番早く始まる映画を見たのだが、それが、「博士の愛した数式」であった。 (なお、平日の夜のせいか、客は、このワタクシ一人であった。。。)
 小説が賞を取ったことは知っているが、内容については全く知らなかった。
 この映画を見て驚いたのは、なんと「野球映画」であったのである。 それも、扱われているのは我が「阪神タイガース」。 そんなことなら、もっと早く見ておくべきだった、と後悔したしだいである。 確かに、原作者の小川洋子さんは、このワタクシの愛読する、阪神タイガースの機関紙、「デイリースポーツ」にコラムを持っておられた熱狂的な阪神ファンの方とは存じ上げてはいるが、これほど阪神タイガースをうまく取り入れた映画(小説)を作ってしまうとは、芸術家冥利に尽きるのではないか、と感嘆。。。
 見ていない人のために、内容は割愛するものの、、、登場人物も少ないし、淡々とした映画にもかかわらず、あおのり的には「合格」である。

 なお、これで、思い出したのが、「ミスタールーキー」。 
2001年10月のブログではボロクソに書いたものの、数年後にテレビでやっていたのを見たら、これまた感動のあまり涙を流してしまったのである。 特に、あの映画が制作された頃の阪神タイガースは、プロ野球史上稀に見る弱さだったので、それを思い出しては、また涙であった。
 阪神タイガースのユニフォーム姿が出てくるだけで哀愁が漂ってしまうところが、この二つの映画に共通しているのではないか、と思ったしだいである。

 さて、強くなってしまったような昨今の阪神タイガース。 多分、あの頃の悲哀を経験せずに済むであろう未来の人(特に阪神ファン)は、これらの映画を見て、哀愁を感じないといけない部分で、強い阪神タイガースのイメージを思い浮かべ違和感を感じるのではないかと思いながらも、常勝阪神タイガースを願ってやまないのである。





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コメント (3)

さおり:

ミスタールーキーは私も見ました。
特に、、泣けませんでしたが。。

Akky:

ミスタールーキーは良いですよね。
僕も感動しました。最高のピッチャーですよ。

巨人軍(私は西武ファン)ですが、個人的に工藤、桑田には現役でいてもらいたいです。

Aonori:

さおりさんへ、
 あの名作で泣けないとは、情の薄い方かもしれません。。。 もっとも、このワタクシのように、何でもかんでも涙を流しているのもどうかとは思いますが。。。

Akkyさんへ、
 やはり、この感想が本当でしょう。
 でも、なぜ巨人軍の話になったのでしょう? それはそれとして、良い選手にはできるだけ長く現役をやってもらいたいものですね~。   

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