東横イン事件に思う(2)
先日の続き。 やはりこの国は終わっていた。。。
ちなみに、いつも思うのだが、この先進国の首都の国際空港の障害者用スペースには三角のコーンが置いてある。たぶん、健常者が使わないようにという配慮なのだろうが、そんなものは健常者のエゴでしかない(と思う)。それを置いているのが健常者だからそういう発想になる。車椅子の方々に一回車から降りてコーンを横に動かせ、、、というのだろうか。最初から健常者が止めなければそんな物はいらないし、そもそも健常者以外が止めていたらレッカー移動するべきである。
ついでに、先進国の首都のもう一つの方の空港でも確認してみたが、こっちはもっとひどい。なんと、障害者用スペースに入るために鍵を使わないと開かないバーが設置してある(そこまでは百歩譲って良し、としよう)。問題はここからである。そのバーを開けるためには係員を呼ばないといけない。しかし、そのインターホンが、なんと、、、、、、運転席側ではなく助手席側に設置されている。おまけに、仮に助手席に誰かが乗っていても、また、仮にたまたま左ハンドルの外車に乗っていたとしても、窓を開けただけでは届かないような低い位置にボタンがある。その場所には屋根すらない。。。 このインターホンは車椅子を使用している方々のために付けているらしい。たぶん、アホという言葉はこういうときに使うのであろう。
アホー!!!
(引用)
車椅子マーク:駐車場に健常者 苦情急増
健常者が車に「車椅子マーク」を付けて障害者用駐車場に止めている、との苦情が増え、マークの権利を持つ日本障害者リハビリテーション協会(東京)が、製造業者に注意書きを要請。商品に添付されるようになった。しかし苦情は一向に減らず、同協会は「本当に困っている人たちのために、どうか悪用しないで」と訴えている。
車椅子マークは正式名を「国際シンボルマーク」といい、国際リハビリテーション協会が69年に制定。日本では障害者リハビリテーション協会が商標権を持っている。
本来は「障害者が利用できる建築物や公共輸送機関」であることを示すマークだが、他のドライバーに配慮を求める意味などから、マイカーへの利用も制限していない。複数の業者が製造し、昨年は約1万7000枚作られた。1枚数百円で、カー用品店などで売られている。購入時に障害者手帳の提示を求めることも検討されたが「高齢で足腰が弱った人など、必ずしもすべての障害者が手帳を持っているわけではない」と見送られた。
ところがここ2、3年、協会には毎月「不正使用」の苦情がある。このため昨年8月から「正しい用途でお使い下さい」などの注意書きを裏書の目立つ場所に入れているが、東横インの不正改築で障害者用駐車場問題が注目され、苦情はむしろ増えているという。スーパーなどの団体・日本チェーンストア協会も「苦情は把握しているが、利用者のモラルに委ねるしかない」と困惑している。
ただ、外見では有無が分かりにくい障害もあり、リハビリテーション協会は「見た目だけで不正と決めつけるのは危険」と注意も呼びかけている。
◇スーパーで直撃 「今は乗せてないけど」
スーパーが込み合う土曜(4日)の午後、千葉県内の郊外型スーパーの駐車場で、車椅子マークを付けた車を追った。5時間で約30台が障害者用区画に止め、うち健常者らしい数台の運転者に聞いた。「足が痛い」「家族に外見で分からない障害がある」などと答えた人を除き、2台は障害者が乗っていないことを認めた。
うち1台は若い女性の2人組。「(車椅子マークは)おしゃれで付けてます。ごめんなさーい」と笑って、店内に駆け込んだ。また、子どもを連れた女性は「足の悪いおばあさんがいる。今は乗せてないけど」と言って、車で走り去った。
この日、千数百台収容の駐車場はほぼ満杯で、100メートル以上離れた区画まで車は列を成していた。しかし、入り口正面の障害者用区画は空いており、大多数はルールを守っていた。警備員の男性は「正直、障害者用区画の利用者で『そうかなあ』と思う人は少なくないが、聞くわけにもいかない」と肩をすくめた。毎日新聞 2006年3月7日 3時00分
(出展:http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060307k0000m040128000c.html)
(引用終)
(参考)
先進国の首都の空港
先進国の首都の空港(2)
先進国の首都の「国際」空港
東横イン事件に思う
コメント (2)
先日未成年の犯罪者にこそ重罪をという記事を見た。何も分かっていない奴等に対する抑止力としては必要であろう。賛成である。それと同様に障害者マークを弄んでいる奴等も重罪にすべきであろう。ついに日本も共産国並に力で押さえつける時代が来たのか。。。
投稿者: 私設秘書 | 2006年03月18日 13:37
日時: 2006年03月18日 13:37
未成年の犯罪者に「こそ」というより、未成年の犯罪者に「も」、刑に応じては重罪を課すべきではないかと思う。
我々も、「そんなことをすると刑務所に入るよ」と注意を受けて育ってきたわけで、本当に刑務所に入ることになることを教育されると、人間としての成熟度とは関係なくビビッて悪いことをしなくなると思う。それが教育上良いのかどうかは知らんが、そんなことを議論している余裕があるほど犯罪の少ない国とは思えない。
「マスコミも未成年の犯罪」を特別視しなくなり、「犯罪は犯罪」として取り扱うべきである。
力で抑えられないとダメな国にしてしまったのは、国民そのものである。
投稿者: Aonori | 2006年03月18日 17:00
日時: 2006年03月18日 17:00