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ラテンな野球

 このワタクシのあだ名は、いろいろと変遷を経てきたが、今となっては、国内では「あおのり」(なんとイージーなネーミング)、海外(除:中国)では「Pancho」で通っている。(ちなみに、「青海苔」はきらいです)

 今でこそ日本において大リーグ中継は普通に見ることができるが、1980年代には大リーグのチーム名や選手の名前と言っても一部の有名なチームや選手しか日本では知られていなかった。
 当時、モントリオールという大リーグチームを持った都市に住んでいたこのワタクシは、年間81試合のホームゲームのほとんどを観戦したり、他チームの試合も中継がある限り見ていたので、日本に帰った頃にはかなりの大リーグ通を自称していた。(まだ野茂が海を渡るはるかに前のことである)
 だから、あのパンチョ伊東氏亡き後、勝手に「Pancho」の名前を拝借している。
 モントリオールのあるケベック州は公用語がフランス語で、かつ当時からラテンアメリカの選手が多かったので、野球というアメリカのスポーツを、スタジアムのアナウンスはフランス語で、プレーしている選手はスペイン語で行っていた。
 
 今年初めて開催されたWorld Baseball Classic(国別野球世界一決定戦)。この企画は我々野球ファンが待ちに待ったものである。
 しかしながら、開催前からマスコミの報道は「日本は世界一になれるか」というものであったが、このワタクシとしては、トリノオリンピックの前に「日本はメダルは何個取れるか」と報道が先行したのと同じくらい奇異なものを感じていた。もちろん、テレビの視聴率や雑誌等の売れ行きを考えると、「日本が勝つに違いない」という煽りが必要なのは理解できるが、こと野球に関しては、そんなに甘くないと感じていた。
 例えば、ドミニカやプエルトリコやオランダがどれくらい強いのか、という以前に、大多数の(野球通でない)日本人は、そもそもこれらのチームが世界大会に出てくることに疑問を抱いていたような気がする。ところが、現実的には、このワタクシのような者でも20年も前から、ドミニカ人やプエルトリコ人の大リーガーをモントリオールで応援していたのである。野茂がアメリカに渡るずっと前からである。
 そういう意味では、個人的には、この大会でラテンアメリカの野球の強さが広く知れ渡ったのが一番の喜びである。(ちなみに、オランダも、ほとんどの選手がカリブ海にあるオランダ領の出身である)

 そして、「Pancho」と言えばメキシコ。
 明日は絶対メキシコがアメリカに勝つと信じている。
 もし勝ったら、我が国は、メキシコ名産(?)のソンブレロ・ハットを大量に輸入しないといけない。

 、、、とここまで昨日書いていたのだが、「いくらなんでもメキシコがアメリカに勝てないだろう」と思い、掲載を自嘲していた。。。結果的に、上記のとおりラテンアメリカの力を分かっていながら、メキシコの力量を過小評価していた自分に反省しきりです。。。

 メキシコ万歳!!
 パンチョ万歳!!





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