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WBC/米国・韓国敗退の意味

 既に報道されているとおり、World Baseball Classicでは、メキシコがアメリカに勝ち、日本が決勝リーグへの進出を決めた。

 こうなった現在、このワタクシには二つの不安がある。

(1)アメリカ予選敗退の影響
 野球の母国といえばアメリカということは疑うべくもない。
 そのアメリカが、一応自国で最良の選手を集めたにもかかわらず、ホームで、しかもアメリカ人の審判を要して敗北してしまった。
 この結果、「こんな大会は意味がない」と言い始め、せっかく盛り上がってきた野球の国別世界一決定の機運が盛り下がってしまうのではないだろうか?

(2)もし決勝リーグで日本が韓国に勝ったら、
 韓国はここまで全勝しており、日本とは二回戦って二回勝っている。
 この韓国が準決勝で日本に敗退するようなことがあれば、これまた「意味がない」と言って、今後の大会運営に影響が出るのではないか?(とはいえ、日本には勝ってほしいが)

 
 この大会は、初めて「野球の国別世界一」を決めるという行為を国際的に行ったことに意義があると思う。当然ながら、アメリカの審判でよいのか、時期はこの時期でよいのか、など、様々な疑問点はあると思う。しかしながら、最初の一歩を踏み出したことに、一番の意義があると思う。どんな大会でも、おかしいと思うとことは修正しながら成長してきたわけで、是非とも各国が、オリンピックからも蹴っ飛ばされた野球の普及に今後も尽力してほしい。





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コメント (8)

A(栄)子:

次回の同大会、今回のオリンピックの結果から考えると、優勝がMustだと思います。
あおのりさんは監督を誰にすべきだとお考えですか?

あおのり:

A(栄)子さま

 オリンピックは、過去の成績からしてもこんなもんでしょう。メダルが取れなかったのは残念ですが。
 日本の野球チームについて思うのは、まさにオリンピックの精神どおり、「参加することに意義」を見つけているような気がします。オリンピック競技にあるから「とりあえず参加してみよう」的なものです。
 勝つための準備なんてまったくしていない。その証拠に、使用球にしても、ストライクゾーンにしても、天然芝にしても、全てが「野球」とは違う「国際ベースボール」に対応するための時間がたったの数週間である。挙句の果てに、平然とシーズンは続行されている有様。
 そして、「国際試合は何が起こるか分からない」ときたもんだ。「何が起こるか分からない」のではなくて、「何が起こっても良い」だけの準備をしていないだけのことである。

 監督以前に、野球組織全体の体制を考えないと、WBCの時のようにまぐれでしか勝てないでしょう。

 何もしなくても世界で4番目なのはすごいかもしれないですが、このままでは、4位も維持できないかもしれません。。。

A:

なるほど…。
あくまでも私的意見ですが、それなら国際試合の経験が豊富なプロ選手を人選すれば良かったのだと思うのですが…。

あおのり:

Aさま

 2006年のWBCに参加した選手から10人、2004年のアテネオリンピックに参加した選手も加えると11人も選ばれています。(そのとき選ばれていて、今回選ばれていない選手に期待できるかというと、あまりそういう名前は見当たらない)
 それらに選ばれていない、もしくはまだプロ入りしていなかった選手に涌井、やダルビッシュや田中などの将来の全日本を背負ってたつような選手が入っています。
 そういう意味では、妥当な選手選考だと思われます。
 国際試合の豊富な選手を大多数にしてしまうと、今後のWBC等の国際試合には、まったく素人だけになってしまう危険性もあるため、将来のことも考えないとはいけないと思います。

 とりあえず、勝ちに行くなら最低でもメジャーリーガーに1シーズン休ませるくらいのことをしないと無理かもしれません。現に、良いのはほとんど向こうに行っちゃってるからな~。。。

A:

コメントありがとうございました。
どうも今大会、スッキリしないことが多いものでして…(私事で申し訳ございません)。

あおのり:

Aさま

 柔道にしても野球にしても、大会に対する取り組み方を根本的に変えないと、ますます大変なことになるでしょうね。

A:

やはり、ハングリー精神の差でしょうかねぇ~??

あおのり:

Aさま

 いや、北島にハングリーさがあるとは思えないので、、、
 やはり、準備+実力とちゃいまっか?

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