Counter

カウンター
Locations of visitors to this page

QR code for mobile

「あおのり世相をぼやく」に携帯でアクセス

携帯にURLを送る

« 新庄の襟付きシャツ | メイン | 最もセクシーではない男 »

韓国民に告ぐ

 このワタクシ、ひょんなことから(と言っても、仕事なだけだが)世界の150ヶ国以上の国に行ったことがある。

 まったくの偶然であるが、今まで行ったことのある国の中のうちで最も最後に行ったのが韓国である。単に韓国に仕事がなかったという理由だけで他意はない。(ちなみに、その前に行った国は台湾である)
 
 大人になって最初に行った国は1988年に行ったカナダである。
 まさに時はバブル経済真っ只中、バンクーバー国際空港を出ると、車が右側を走っていること以外は日本そのものであった。とにかく日本車しか走っていない。(反米感情の強いカナダという理由もあるとは思うが)
 まさに日本は飛ぶ鳥を落とす勢いであった。ちょうどニューヨークのロックフェラーセンターが日本企業に買収される頃である。
 日本のパスポートと円を持っていれば怖いものはなかった。アメリカの経済を逆転するのも時間の問題と思われていたくらいである。その後も円高・ドル安は数年続く。
 ちょうどその頃韓国ではオリンピックが開かれ、韓国経済も良くなってきたのか韓国車がカナダにも輸出されていた。そらから韓国経済はずっと伸びているようである。
 
 1990年代に入り、恐ろしいほどたくさんの国に行くことになった。
 例えばフィリピンに行ったとき、キャバレーに行くと、「あなたは何人か」と聞かれるので、「日本人だ」と答えると、「日本人でよかった。韓国人はマナーが悪いから」といろいろなところで聞かされた。このワタクシとしては実感もなかったし、他の国の事を悪く言う必要もないので、「どの国にもマナーの悪い人はいるでしょう」なんて返してはいたが、韓国人のマナー問題についてはあちこちで聞かされた。
 そんな話をこのワタクシよりも先輩としていると、「今は韓国人が言われているけれども、今までは日本人が非難されていたんだ。そして韓国の次に非難される国も出てくるであろう」と言われたのである。
 それで思い出したのだが、1970年代から1980年代前半に掛けて、パリやロンドンなどのゴルフ場でコンペを行っている日本語しか話さない日本人集団が相当奇異に見られていたらしい。確かに、ゴルフ場に肌の色も違い外国語しか話さない集団がいれば、不気味なことは間違いない。日本でも上野駅の周りにイラン人が集まっていたときに、彼らが良い人なのか悪い人なのかは別として、非常に不気味であった。

 結局、それまで外国に出ることが難しかった国から最初に外国に出てくる層というのは「お金持ち」であって、この層はたいてい金にものを言わせてやりたい放題やってしまうのはどの国でも一緒であろう。
 そのうち、様々な層が外国に出て世界の常識が判り始めて、外国に行ってもその国で通用するマナーが付いてくるのであろう。
 今外国では、「日本人や韓国人は良いのだが、中国人は。。。」と言っているのをよく聞くのが現実である。(善悪の問題ではないが)

 さて、韓国の為政者だが、他の国から見るかぎりどう考えてもおかしい。
 「独島は歴史問題」であろうが、「独島は韓国領」と主張しようが全くかまわない。領土問題は世界各地であり、各国が好きなことを言っている。
 問題は、まだ北朝鮮とは停戦しているとはいえ戦争中であり、それ以外に様々な政治問題を抱えている国の与党の党首が一つの(たぶん韓国経済にも日本経済にもほとんど影響のない)島に行くことがそんなに重要なことなのであろうか。間違いなく、日本人でなくても世界はアホらしいことだと思っている。その証拠に、先日の日韓政務次官会談では、日本側も韓国側も自国向けにポーズを見せて長々と会議をやっていたが、挙句の果ては、米国の「お前らくだらない事はやめておけ」というプレッシャーで中途半端に結論を出している。
 たぶん韓国の国民は、「独島問題」に誤魔化されて国内のもっと重要な問題に目が行かないようにさせられてしまっているのではないか、、、と思わざるをえない。
 韓国領と言うのなら、日本を攻めてでも持っていけば良いのである。
 さすがにそれはできないと言うのなら、堂々と国際司法裁判所に出てくるべきである。
 日韓面談は拒否、裁判もしない、戦争もしない、、、それでは一体何がしたいんだ? 要するに政治家が世論の「反日感情」を何かに利用したいだけではないのか。

 たまたま日本の政治家も官僚も同じようにアホなのでくだらない話を延々とやっているが、相手がイギリスのような国だったら、アルゼンチンを攻撃したときのように、もう戦争になっているであろう。。。

 日本もそうであったように、経済力だけつけたって意味はないのである。経済力があればあるほど世界からの要求は厳しくなり、それに対応できるだけの政治力が要求されるはずである。
 あいにく、日本にも韓国にもその能力は持ち合わせていないようである。
 そして、今現在は悪者の中国(この国は経済力はなかったのに政治力は昔からあった)に経済力がついてしまった以上、日本も韓国も落ちぶれていくしかない。。。

 今こそ日韓は手を取り合うべきではないのか。


(引用)
韓国与党党首が竹島上陸=「独島は歴史問題」と強調
(時事通信社 - 05月01日 13:10)
 【ソウル1日時事】韓国の与党・開かれたウリ党の鄭東泳議長(党首)は1日、日韓両国が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)にヘリコプターで上陸し、駐留する警備隊などを視察した。2月の就任後、同議長が島を訪れたのは初めて。
 鄭議長は到着後、「独島問題は単純な領土の問題ではなく歴史問題」などとするメッセージを発表。竹島問題をめぐり日韓両国が対立する中での与党党首による同島訪問は、盧武鉉大統領の対日強硬姿勢を後押しし、日本をけん制する意図がある。5月末の統一地方選をにらみ、有権者にアピールする狙いもありそうだ。
[時事通信社]


塩崎副大臣との面談拒否=韓国与野党党首-竹島問題
(時事通信社 - 05月01日 19:10)
 【ソウル1日時事】竹島(韓国名・独島)の領有権をめぐる日韓両国の対立収拾への一環として1日から訪韓した塩崎恭久外務副大臣が、韓国の与野党党首との面談を求め、いずれも拒否されていたことが同日、明らかになった。与党・開かれたウリ党、野党ハンナラ党はともに「日程が取れなかった」と説明しているものの、今月末の統一地方選を控え、会うのが得策でないとの判断も働いたもようだ。
[時事通信社]
(引用終)





トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://panchodeaonori.net/mt/mt-tb.cgi/2236

コメント (2)

私設秘書:

素晴らしい結論で締めましたな。。。

確かに韓国の人々は日本に対する感情で突っ走る傾向がある。その気持ちは分からなくもないが感情で動いているうちに東アジアの大陸は全て自分の国のものだと思っている国に置いていかれますな。その時は正しくもう一度、かの国に経済で制圧されてしまうのだろう。もっともこの国も人事ではないと思うのですがね。

ボボン:

まぁ、韓国人である私から見るにも
やりすぎのパフォーマンスとしかいいようがありません;;;

領土問題はどの国でも存在するものであり、それはまたそれで、外交的にうまく処理できると思いますけどね。。。

コメントを投稿

現在迷惑コメント多数の為、コメント欄を閉鎖しています。
コメントは、「ぱんちょなあおのり物語」内にある同じタイトルのエントリーにお願いします。

よって、以下のフォームからコメントをいただいた場合は、公開まで少々お時間をいただいております。

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)