米国相撲オープン
アメリカで「US Sumo Open」なる相撲大会が開かれたらしい。
よくよく読んでみると、この大会はもう何年も続けられているらしい。
チケットも予約段階でほとんど売り切れているところを見ると、相当定着しているのではないかと想像できる。
さらに、スペシャルゲストとして元横綱・武蔵丸氏まで参加している。これももうちょっと調べてみると、2001年には小錦氏、2003年には曙氏も参加していて、武蔵丸氏は2004年にも参加している。彼らはスピーチをしたり、相撲クリニックの開催を行っている。
昨年末頃ニューヨークに行ったとき、マンハッタンの市バスの車体に「相撲オープン」ではなく「相撲トーナメント開催」の広告がデカデカで出ていたが、そのときは「なんかやってるな~」くらいにしか思わなかったのだが、少なくとも「相撲オープン」の方はすごいモノであったわけだ。
元アメリカ人の元関取衆が協力しているとなると「相撲オープン」は鬼に金棒である。
そういえば、ここのところ日本の相撲界ではアメリカ人力士が目立っていないが(日本人も目立ってはいないが)、「相撲オープン」から今後すごい力士が出てこないか楽しみである。
野球と比較すると、野球は元々外国のスポーツにもかかわらず、外国人枠等の問題で国際化しないのに、元々日本のスポーツである相撲界の国際化が益々盛んなのは少し不思議である。
相撲界には、もっと国際化してもらって、本場所で「ウランバートル場所」などを開催してもらいたいものである。