中国のカンニング事情
受験戦争真っ只中の中国ではカンニング方法もレベルが上がっている(?)ようである。
それにしても、非常に小さいイヤホンが耳の穴に落ちて鼓膜に傷をつけたり、イヤホンの取り外しに手術が必要になったり、ヘッドホンに接続された電子機器が爆発して腹部が流血する、、、なんてのは、少し異常である。
受験とは命を懸けるほどのものなのか、、、多分そうなのだろう。
命懸けのカンニング方法を編み出すのに時間を掛けるくらいなら、その時間を勉強にあてたほうが良いような気がするのだが。。。
(引用)
中国の過酷な受験戦争、カンニング作戦も激化
[ 2006年06月21日 02時59分 ]
[北京 20日 ロイター] 大学入試の季節を迎えた中国では、学校側と極小イヤホンやワイヤレス機器を用いて不正行為をする学生とのハイテク戦争が激化している。その結果、病院送りになった者すらいる。
950万人の学生が260万の席を争う過酷な状況にあって、いくつかの大学は入試での不正行為を防止するため、試験場に監視カメラと携帯電話ブロック技術を配備した。
しかし学生たちは「知恵を絞って」おり、不正行為のための「ローテク機器」を編み出した結果、けがをした者もいる、国営通信社が20日、中国の教育をめぐる過酷な競争の問題を強調しながら報じた。
湖北省の省都・武漢の学生は、非常に小さいイヤホンが耳の穴に落ちて鼓膜に傷をつけてしまったそうだ。
別の学生の場合、イヤホンの取り外しに手術が必要だったそうだ。ヘッドホンに接続された電子機器はさらに別の学生の身体にも繋がっており、それが爆発して腹部が流血する騒ぎになった。
武漢の試験監督は、ベスト、財布、ベルトに隠されたイヤホンなど、100を越える「不正行為ツール」を発見したとのことだ。