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W杯観戦禁止に抗議の住民射殺

 ソマリアで禁止されているワールドカップの観戦に抗議した住民が殺されたらしい。
 なぜこうなってしまうのだ??

 確かに、事実上無政府状態が続いているソマリアだけに何があってもおかしくはないのだが、テレビくらい見ても構わないだろう。
 一説によると、「酒のコマーシャルが途中で流れるため」とのことだが、それではコマーシャルを流すテレビ局に圧力を掛けるべきであり、住民を殺す必然性が判らない。もっとも、間違いなくテレビは隣国のケニアかエチオピアあたりから流れてきているはずなので、それもできないということなのか。

 日本では「北の国」問題で手一杯だが、国際的にはこのソマリアもそろそろ何とかしないといけないであろう。
 この国(国と言ってよいのかどうか?)の半分を、かつてイタリアが植民地支配していたからというわけではないが、決勝戦くらい見せてあげたいものである。(植民支配していた国の事なんて興味がないような気もするが)


(関連ニュース)
 World Cup 2006 アーカイブ


(引用)
W杯観戦めぐり2人射殺 ソマリア、原理主義勢力 | エキサイトニュース
[ 07月05日 22時15分 ] 共同通信
 【ナイロビ5日共同】ソマリアからの報道によると、同国中部ドゥサ・マレブで4日夜、サッカーのワールドカップ(W杯)の試合観戦をイスラム原理主義勢力の民兵らが禁止、これに抗議した住民2人を射殺し、4人が負傷した。
 ソマリアでは6月以降、原理主義勢力「イスラム法廷会議」が首都モガディシオなど南部地域の大半を支配しており、支配地域にシャリア(イスラム法)を適用。各地でサッカー観戦を禁止し、住民らの反発を招いている。禁止の理由は不明。酒のコマーシャルが途中で流れるためという情報もある。
(引用終)





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