「あぶら取り紙男」って、どう思う？
１９９０年代の終わりに「あぶらとり紙」ならぬ「あぶらとりシート」の開発に係わっていたこのワタクシとしては無視のできない記事である。
あの頃、日本人女性のカバンには必ず入っていると言われているあぶらとり紙を、「紙」から「シート」に変えるべく、このワタクシは日夜ドラッグストアにて定点観測をしていたのである。
時代はまさにマツキヨが勢力を拡大していた頃であり、このワタクシは各地のマツキヨに行っては、女性がどのような趣向であぶらとり紙を購入するのかニラミをきかせて観察していたのである。
さすがに、ええ年したガタイのデカイおっさんが四六時中ドラッグストアでニラミをきかせていると、不審に思われたものである。
仕方がないので、あぶらとり紙や化粧品を買ったりして、客を装っていたのだが、、、これが余計に不審度を増していたと思われる。。。
そんなこんなで、今では、世の中ではあぶらとりシートが主流になっているというのはまことに喜ばしいことである。
それはそれとして、以下に出てくる女性どもっ。
勝手なことばかりぬかしやがって。
男が使うあぶらとり紙は確かに気持ち悪いが、女性どもが使っているのも見ていて耐え難いものがある。
男でも女でも、公衆の面前以外で使用してもらいたいっ。
(久々に本気でぼやいた。。。)
(引用)
夕刊フジBLOG 「あぶら取り紙男」って、どう思う？
【大人の身だしなみ】
真夏日かと思うと、ジメジメとうっとうしい日になったり…。女性が化粧崩れを気にするように、最近では男性にも人気のあぶら取り紙やウエットティッシュ。人前でもけっこう平気で使っている男性を見かけます。それって、女性はどう思っているのでしょうか？（2006.06.30紙面掲載）
■ブス恋女
（２９歳、「ブス恋」人気に便乗してイケメンにけんかを売っては相手にされず、傷つくたびに心も体もどんどんたくましくなっているＯＬ）
ええ、キレイ好き、いいじゃん。ついでに私の顔面のギトギトもしっかりふいてほしいわ。それに耳掃除も大嫌いだから、きちょうめんな男に、耳かいてほしい。だってさあ、最近指まで太って、穴に入んないんだよね。
■女子大生（２０歳、身の回りの世話はお手伝いさん任せのリッチな箱入り娘）
大学で同じクラスの男子に金子昇似のイケメンがいるんだけど、そいつが授業終了５分前になると、携帯用あぶら取り紙と汗ふきウエットティッシュで、脇の下と顔をふくの。知らない下級生はキャーキャー言ってるけど、一度この儀式を見た女はみな彼に激しい嫌悪感を抱く。そんなにくさいのかな？ って、女子を代表して、かぎに行ったら、本人に気づかれて、さらにその儀式が念入りに。ここまでいくとビョーキよ。
■アパレル系ＯＬ（２７歳、サトエリ似のオシャレっ子）
合コンで、久しぶりに王様ゲームやったら、「僕のあぶらを取って」って、あぶら取り紙を渡されて引いた。あんまりウザイから、店の人に頼んでラップをもらい、指に巻いてあぶら取ってやったけど、ギトギトでチョ～キモくて、それ以来男の人の顔を間近に見られなくなった。キスは当分無理だわ。
■弁護士秘書（３１歳、イタリア人と熱愛中のしずちゃん似のアデージョ）
イタリア人の彼はオリーブオイルが好きだから、体中からオリーブのにおいがするの。でもこの前深夜デートで、キスしたとき、お互いあまりにあぶらぎってて、顔が滑っちゃった！ だから彼に「ひげを伸ばしてね」って優しく耳元でささやいたら、もうキスが止まらなかったわ～。ええと、何が言いたいかって、あぶらぎってても、オリーブオイルなら許すわ。モテたかったら、イタリア料理食べなさい！
■某大手企業受付嬢
（２５歳、受付嬢としての賞味期限にリミットを痛感中）
ウチの会社にいるオヤジたちって「枯れた」人が多いんだけど、セクハラ系オヤジにはなぜか「あぶらギッシュ」な人が多い気が。今までうっかり不倫した人もみんなテカテカしてたなあ。あぶら症は男性ホルモンが多い証拠って思ってるんだけど、違うの？
■メガネっ子（２０歳のカフェ店員。永遠の王子様はタッキー）
「男くさい」人って大の苦手！ ひげが濃いのも、汗くさいのも、もちろん顔の表面があぶらぎってヌルヌルしてるのも、ゼッタイにＮＧ。だから、あぶら取り紙男は大いに結構。むしろ持ってない男性には片っ端から支給してあげたいわ。
【調査隊長より】
顔のあぶらは、ギトギトして嫌われ者ですが、実は肌を細菌感染や乾燥から守る大切な成分なのです。だからといって、そのまま放置すると、やはりニオってきたり、逆にニキビなどの原因になります。あぶら取り紙は、ゴシゴシしたり、何度も同じところを使わないように気をつけて、できれば人目につかないところで、そっと使ってね！
(引用終)
