ビール生産量、ドーム129杯分と言われても。。。
2005年の主要国(って何?)のビール生産量が東京ドーム約129杯分ということが、キリンビールより発表された。
それにしても、これほど曖昧な発表はない。
まず、(誰もが思うとおり)東京ドーム1杯にどれだけのビールが入るのかが甚だ疑問である。
次に、「約」129杯とあるが、これは、「129」に「約」が付いている以上、(仮に四捨五入するとして)数字的に言うと、128.5杯~129.4杯分くらいの量ということであろう。しかしだ、、、東京ドームのあの巨大なサイズで0.5杯分狂ったら相当な狂いである。
結論として、巨大な量を表すときに、東京ドームとか甲子園球場がよく例えに使われるが、これではまったく不親切である。
1億6022万キロリットルという数字があるのだから、数字を優先させるか、さもなくば中ジョッキにして何杯分か教えてもらわないと実感が沸かないのである。
1億6022万キロリットル ÷ 0.435リットル(一般的な中ジョッキのサイズ)
=(中ジョッキにして) 368,321,839,080杯分
(少し丸めて) 3,680億杯分としよう。
むむむ、失礼しました、、、これでもよく判りませんでした。。。
しゃいなら~。。。
(引用)
<ビール>東京ドーム129杯分…世界主要国の生産量
(毎日新聞 - 08月24日 19:21)
キリンビールが24日まとめた05年の世界主要国のビール生産量は、前年比4.2%増の1億6022万キロリットルで21年連続で前年を上回った。東京ドーム約129杯分。経済成長が続くBRICs諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国)の合計生産量が世界の約31%に達し、最大市場の欧州(33.7%)に迫る規模になった。
国別にみると、中国が同10.3%増の3061万キロリットルで、02年に米国を抜いて以来、4年連続で世界一。一国で3000万キロリットルの大台を突破したのは初めてで、2位の米国(同0.7%減)、3位のドイツ(同0.6%減)との差をさらに広げ、不動のビール大国に成長している。
4位のブラジル(同6.8%増)、5位のロシア(同6.5%増)も伸びており、同社は「経済発展に伴う生活水準の向上で、ビールの飲用機会が増えている」と分析している。ウクライナ(同37.1%増、13位)、タイ(同5.5%増、19位)、ベトナム(同18.2%増、24位)も高い伸びを示した。
日本(発泡酒、第3のビール含む)は7位で、前年の猛暑の反動から同3.7%減少した。
(引用終)
コメント (4)
あっはっは! まさにそのとおりです!
アバウトな私は、とにかくすごいってことで・・・と、言う程度で済ませています。
何かの距離が、地球を何周分とか言われるよりも、1kmを感じる方が現実的だったり、すっごい美人が女優の○○に似ていると言われても、あたいには関係ないや、と、思ったり、ま、いろいろです。
とにかく、今年は、例年よりもビールは飲まなかったような・・・&、東京ドーム何杯分とか言われると、ビールの海で泳いでいる(おぼれている)自分しか想像できなくて、すみません。m(__)m
投稿者: よっこ | 2006年08月24日 22:47
日時: 2006年08月24日 22:47
いえいえ別に詫びるほどのことではありません。
結局、ビールが何倍生産されたかって、ビール会社の人以外には関係のない話だということですね。
ひょとすると、ビール会社の人の予算って、東京ドームの数を基準に作成されているかもしれません。彼らの頭の中では、東京ドーム一つで利益がいくらとかが簡単に算出されるのかもしれないような気がしてきました。
投稿者: Aonori | 2006年08月25日 02:47
日時: 2006年08月25日 02:47
別に個人的恨みは無いがあの麦酒会社は禄なもんじゃないですよ|(-_-)|
投稿者: 私設秘書 | 2006年08月25日 08:44
日時: 2006年08月25日 08:44
あの~、今話題は、ある特定のビール会社ではなくて、ビールの量なのですが。。。
投稿者: Aonori | 2006年08月25日 17:01
日時: 2006年08月25日 17:01