代行運転激減で飲酒運転急増するか?
ゲンダイネットによると、「自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律」が施行され、代行運転業者は公安委員会の認可がなければ営業できなくなったり、代行運転手にタクシー運転手と同じく「第二種運転免許」の取得が義務付けられたので、代行業者が激減した結果、飲酒運転が増えてしまったらしい。
さらに、ゲンダイネットによると、「車で出掛けた先でお酒を飲んでしまうケースは大人ならままある」と言っている。
アホかっ、車で出かけたら飲んだらいかんのである。
もちろん、代行運転を頼めば話は別だが、代行運転が激減していると書いていながら、「出掛けた先で飲んでしまうケースはある」というのはどういう神経で文章を書いているのだ。
「代行業者が足りないとか、少ないので待たされるから運転して帰った」というような話も確かによく聞くが、とにかく、酒を飲んだあとの人の意見なんて、全く意味はない。
飲むのが判っていたら、素面のときに予約しておくべきであろう。
とにかく、代行運転と飲酒運転には何の因果関係もないっ。。。
このワタクシ、酒を止めたので、昨今の飲酒運転及び飲酒運転事故の報道の多さには頭にきて何度もぼやいたが、とにかく酒を飲む人間に免許を出すことを止める以外に、これらを防止する方法はないのではないかと思ってしまうのである。
また、飲んでから運転するヤツが最も悪いが、今まで野放しにしてきて、交通安全運動のときだけ取り締まっている警察の怠慢も無視できない。
にもかかわらず、最近はあっちこっちで検問をやっている。
ほとんどの人がそうであろうが、飲まない人間を検問してどうするのだ?
先週だけでも、東京都内で二回、名古屋市内で一回止められた。。。
是非とも免許を交付する際に飲酒試験を実施して、酒を飲まない人には「素面ナンバー」を発行するなどの手を考えてもらって、飲まない人間は飲酒検問で止めないようにしてもらいたい。
、、、という文章を書き終わる前に、「そんなこと言ったって、細工はできるわな~」と思っている自分がいるのだが。
結局最後は、一人一人の良識に頼るしかない。
(引用)
飲酒運転急増! 代行運転業者激減が理由?
(ゲンダイネット - 09月18日 10:00)
福岡で幼児3人が犠牲になった事故をきっかけに、飲酒運転に対する猛批判が巻き起こっている。
もちろん、「飲んだら乗るな」は当たり前。だが、車で出掛けた先でお酒を飲んでしまうケースは大人ならままある。そんな時に重宝するのが「代行運転」(1時間1万円が相場)だ。とくに、車で移動することが多い地方では一般的なサービスだが、ここ数年で代行運転業者に大きな変化があったという。
「実は02年と04年の法改正で地方の代行運転業者は激減してしまったのです」(交通ジャーナリスト)
以前は代行運転業を営むのに特別な許可は必要なく、サラリーマンがアルバイト感覚で営業している個人業者も多かった。
ところが、02年に「自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律」が施行され、公安委員会の認可がなければ営業できなくなったのだ。また、04年には代行運転手にタクシー運転手と同じく「第二種運転免許」の取得が義務付けられたのである。
これによって、不良業者は駆逐されたが、逆に新規参入のハードルも高くなり個人業者は激減してしまったのだ。
「法改正にはタクシー業界からの圧力が働いたといいます。実際、今の代行業者の多くはタクシー会社の兼業です」(事情通)
飲酒運転撲滅のためなら、代行運転の普及も一策のはず。新規参入のハードルをもっと低くするべきじゃないのか。
【2006年9月15日掲載】
(引用終)
コメント (2)
お酒を飲む人に免許を出すのをやめる、素晴らしい提言ですが、具体的にはどうすればいいのでしょう?自己申告?そのときは飲まなくても後々飲み始めたらどうやって剥奪する?通常飲まない人がごくまれに飲む事もあるのでは?運用の具体的なイメージがわいてきません・・・ルールとして実現できないのであれば決めるだけ時間の無駄ではないでしょうか。
投稿者: あぶさん | 2006年09月19日 22:02
日時: 2006年09月19日 22:02
時々お邪魔させていただいています。
「あぶさん」さんのコメントはもっともですね。
でも、「あおのり世相をぼやく」をずっと読んでいれば、「あおのりさん」の真意が判ると思います。
どうもこの記事だけ読んで反応しているような気がしてなりません。
「あおのりさん」が何度も書いておられるように、真意は、「酒飲みに免許を発行しないとか、酒飲みに車を売らないとか、そんな社会にしないように、みんなで考えを改めよう」ってことではないのでしょうか。
投稿者: ぐっち | 2006年09月20日 13:46
日時: 2006年09月20日 13:46