オリックス前川逮捕に思う
オリックスの前川が、無免許運転でひき逃げ事故を起こしたとして逮捕された。
阪神にやってきたときには少しは期待したこともあるこのワタクシだけに残念でならない。
無免許で約4年間車に乗っていたと思われるだけに、相当の罰を課せられるだろう。
それにしても、4年もあれば免許なんて取る機会もあったと思われるだけに、返す返すも残念だが、自業自得と言うのが本筋かもしれない。
以前に前川が世間を賑わせたのは、近鉄が優勝したときを除けば、12月01日の契約更改交渉をすっぽかした言い訳が「今日は11月31日だと思った」と言ったときなど、珍事件が多いような気がする。
その結果かもしれないが、このニュースを聞いたときに、「むむ、ヤツならやりかねない」と思ったことも否定できない。
プロ野球選手だからとか有名だからとかという理由で、他の人より真面目に生きてほしいとは思わないが、少なくとも普通には生きてほしいものである。
職業柄、「やばい」と思ったのは判るが、どうも女性との接触直後にはその女性と口論になったらしいが、警察の知るところとなり慌てて逃げたようである。
このワタクシも青信号で横断歩道を渡っていたらいきなり車に撥ねられたことがあるのだが、10メートルくらい飛ばされたにもかかわらず、奇跡的にお尻から着地し無傷の生還をした。
その時の運転手もいきなり怒り出した。
「キミ、走ってたやろ」って。
横断歩道を走ろうが歩こうがこのワタクシの勝手である。
後で判ったのだが、この運転手は、バス会社の運転手であった。
結果的に、怪我もなかったので、警察にも知らせず、バス会社にも知らせず示談で終わったのだが、人間というものは、明らかに自分が悪くても動転してしまうと怒ってしまうということがあるということがよく判った出来事であった。
しかし、この運転手は免許も持っていたし、冷静になったあとは、逃げもせず、病院まで一緒に行き、真摯に対応していた。
人間だから動転するのは判るが、ある出来事から逃げるは最もいけないということを、前川逮捕に改めて思い直した。
(引用)
オリックスの前川投手、無免許ひき逃げで逮捕
(読売新聞 - 01月07日 11:31)
大阪府警南署は7日、無免許運転でひき逃げ事故を起こしたとして、プロ野球のオリックス・バファローズ投手、前川勝彦(本名・克彦)容疑者(28)(大阪市阿倍野区)を業務上過失傷害と道交法違反の両容疑で逮捕した。
前川容疑者は2002年12月にスピード違反などで運転免許の取り消し処分を受けており、「選手生命が終わると思って逃げた」と供述している。
調べでは、前川容疑者は6日午後2時ごろ、大阪市中央区心斎橋筋の御堂筋交差点で乗用車を運転中、自転車で横断していた歯科衛生士の女性(28)と接触。首などに約1週間のけがをさせながら、そのまま逃げた疑い。
現場近くに居合わせた府警機動隊員が、逃走する前川容疑者の車のナンバーを目撃していた。前川容疑者は「スポーツジムからの帰りだった」と供述している。
(引用終)