ポッキリ(2)
肋骨を骨折して(参照:「ポッキリ。。。」)以来、それまで一日の半分は過ごしていたと思われるフィットネスクラブにまったく行くことができない。
「ダイエットと禁煙を宣言した者で、成功した者はほとんどいない」という言葉を座右の銘とするこのワタクシは、ダイエットしたいわけでもなく、ただ、本当の中年になる前に「動く癖」を付けておこうとフィットネスクラブに通いだしたのだが、気が付いたら4ヶ月くらいで20キロ近く体重を減らしていた。
その結果、まったく運動をしていない頃であれば、少しの傷でも大げさに痛がっていたにもかかわらず、今では12月に行った沖縄でのサーフィンで珊瑚礁に打ち付けた両足の大きな痣なんてのはまったく気にならず、医者に肋骨がくっつくまではジッとしていなさいと言われても体を動かしたくて仕方がないのである。
とはいえ、フィットネスクラブには行くことができないので、一日の半分をどう過ごすかでかなり苦労している。
今日。。。
テレビの正月系番組も面白くないので、あまりに暇だったこのワタクシは数ヶ月ぶりにパチンコ屋に行った。
世のほとんどの人がそうであるように、いくら金を突っ込んでも負け続け、遂には「少しでも取り返さねば。。。」とドンドン泥沼にはまったのであった。。。
その結果、貴重な数時間をパチンコ屋で過ごすハメになり、毎日運動していればほとんど起こることのなかった肩凝りまで起こしてしまった。
とりあえず、閉店直前になんとか四連発を叩き出し、焼け石に水を放ったような結果になった。(まるで、2003年の日本シリーズの最後の最後に出た広澤のHRのようなもんである)
肋骨一本を折っただけで見事に堕落してしまう自分自身が、恐ろしくもありかわいくもあるのであった。