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発想の転換

 韓国の盧武鉉大統領が、昨年安倍晋三首相に対し「日本海」の名称に関連し第3の名称として「平和の海」を提案したとのことである。

 非常に気になるのは、その提案の理由が「日韓関係改善のため認識と発想の転換が必要との考え」という部分である。
 「日韓関係改善」ということは、「日韓関係がよくない」という前提である。
 しかし、現実には、日本人の中で韓国を敵視している人はほとんどいないと思うし、仮にいたとしても、韓国が日本を嫌っているから嫌いなだけで、事の発端は韓国である。
 
 もっとも、仮に韓国が日本を嫌っているという理由が歴史的な問題だとしても、国境線を勝手に越えてきたり、日本海の名称変更にしても、国連地名標準化会議などでゲリラ的に話を持ち出している限り事は解決しないであろう。
 
 愛国心をまったく殺して考えれば、日本にだけ接しているわけではない海を「日本海」という名で呼ぶのはどうかという気がしないでもないが、少なくとも世界中のほとんどでそう呼ばれている以上、仕方のないことである。
 変更が必要であれば、ゲリラ的なやり方ではなく、それこそ平和的な議論を喚起するべきである。
 
 それに、「日本海」を「東海」と呼ぶことがまかり通るなら、ある国の東側にある国はすべて「東海」となってしまうであろう。そうなれば、「太平洋」も「東海」なのか。
 さらに、、、黄海を「西海」、東シナ海を「南海」と韓国内で呼んでいるのに、どうして中国には喧嘩を吹っかけないのだ? 海の名称に理由を付けて、日本バッシングをしているだけに過ぎない。
 元々、「平和だった海」に勝手に争いを持ち込んできて、今更「平和の海」はないだろう。
 「発想の転換」が必要なのは、韓国の要人ではないのか。

 もっとも、この論議に終始押され気味な日本の政治家もどうにかしてほしいものではあるが。。。


(「韓国」でぼやく)
 「あおのり世相をぼやく: 韓国でぼやく アーカイブ


(引用)
盧大統領「平和の海」に総スカン 「また余計な発言」と韓国マスコミ-世界からニュース:イザ!
盧大統領「平和の海」に総スカン 「また余計な発言」と韓国マスコミ
 韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領(60)が昨年11月にハノイで行われた日韓首脳会談で安倍晋三首相に対し「日本海」の名称に関連し第3の名称として「平和の海」を“提案”したとして、韓国マスコミなどが問題視している。韓国の公式主張である「東海(トンへ)」案の放棄ではないかというもので、マスコミ世論は「また大統領が余計な発言」と批判している。
 大統領官邸もこの発言を確認しているが、盧大統領は日韓関係改善のため認識と発想の転換が必要との考えから「一つのアイデア」として会談の議題とは別に話題にしたという。しかし日本側の反応はなく議論にはならなかったという。
 日本海の名称について韓国は近年、韓国での名称である「東海」への変更ないし併記を国連など国際社会に強く要求し、官民挙げて活発に動いている。これに対し日本は「日本海はすでに国際社会に定着した名称で変更の必要性はない」との立場から韓国案を拒否してきた。
 ただ昔から日韓双方の文化人などの間では“第3の名称”を主張する声があり、たとえば平和や環境保護などの観点から「蒼海」や「緑海」、さらには「東アジア海」「極東海」などといったアイデアが個人的に出されたことがある。
 しかし“第3の名称”案も「東海」案と同じく、基本的には何としても「日本海」の名称を否定したいという動機がある。また日本海はまず国際社会がそう呼称したという歴史的経緯があるにもかかわらず、韓国世論は日本が勝手に名付けたと誤解している。
 盧大統領の「平和の海」案の背景は不明だが、市民運動好きでNGO(非政府組織)的発想の強い盧政権らしい考え方といわれる。

livedoor ニュース - 「平和の海」発言:「歴史的正当性を自ら放棄する行為」
◆「“韓国の海”を自ら放棄する発言」
 盧大統領の提案に対し、専門家らは「大統領として、してはならない発言だった」と批判的な反応を見せている。国史編さん委員会の史料調査室長を務めた李相泰(イ・サンテ)氏は「1929年、国際水路機構(IHO)の冊子に日本海と表記された後、絶対的にわれわれに不利な状況にあったのが、(今回の発言で)さらに困難になった」と今後の影響を懸念した。
 慶煕大の金恵静(キム・ヘジョン)客員教授も「平和の海と言えば聞こえはいいが、世界的に見て“韓国の海”であることを立証し、同意させる前に、うかつにこのような発言をしたのは失敗だった」と語った。世界の古地図において、東海は「高麗湾」「高麗海」「朝鮮海」と表記され、「日本海」の名称は1820年以降になってようやく現れ始めたというのが歴史的事実だ。それなのに、今の段階で「平和の海」など、第三の名称を提案したのは、歴史的正当性を自ら放棄するものだ、と金恵静教授は指摘した。
 独島を「平和の島」にしようという意見が、最近日本で提起されたことに注意する必要があるとの分析もある。海洋専門家の朱剛玄(チュ・ガンヒョン)海洋文化財団理事は「東海を平和の海と呼び、韓日共同の海とするのは、独島を韓日両国が共同管理することにつながる危険性を内包している」と指摘した。
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
2007年01月09日09時21分
(引用終)





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