携帯電話で大やけど
アメリカの男性がポケットに入れていた携帯電話機が発火、炎上し、全身の50%に及ぶ重度のやけどを負ったことが明らかになったらしい。
(引用)
携帯電話が炎上し、大やけど=米加州
(時事通信社 - 01月17日 09:10)
【シリコンバレー16日時事】米カリフォルニア州バレーホ在住の男性(59)がポケットに入れていた携帯電話機が発火、炎上し、全身の50%に及ぶ重度のやけどを負ったことが明らかになった。サンフランシスコ・クロニクル紙などが16日報じた。
男性は13日夜、自宅でプラスチック製リクライニングチェアでうたた寝していたところ、携帯が突然発火し、可燃性のナイロン製ジャージーやいすに燃え広がった。男性の容体は現在は安定し、命に別条はないという。
[時事通信社]
(引用終)
このニュースでは詳細が今一つ把握できない。
たとえば、なぜ発火したのか、また、どこの携帯電話なのか、、、など。
そこで元ネタを探したみた。(以下の引用部分参照)
どうやら椅子でうたた寝していたこの男性は、椅子とズボンとシャツ(要するに辺り全て)が燃えているのに気付き目を覚ましたようである。
消防隊が駆けつけたときには、男は風呂場でひっくり返っていたとのことである。(水を頭から浴びていたに違いない)
消防隊の調査によると、合成繊維でできたものは全て燃えていたとのことである。綿でできているものであれば、ここまでの被害(全身の50%のやけど)にはならなかったようだが、綿製品は下着だけであったようである。(ある意味、それはそれでよかったのかもしれない。ナニまでやられると重大である。。。)
彼の周りには、マッチやライターはおろか火の気はなかったらしく、ズボンのまさに携帯電話を入れていた部分が激しく焼けていることから、原因は携帯電話で間違いないようである。
ところが、、、消防隊は、原因や携帯電話のメーカーを特定しようとはしていない。
「これは、ある特定の携帯電話メーカーだけの問題ではないはずです。携帯電話は電子部品の集合でできていますが、すべての電子部品には機能不全を起こす可能性があります。このような異常事態はすべての携帯電話に起こる可能性があります」
う~む、、、確かにそうであるし、消防署としてはどこかのメーカーのものだけに気を付けるのではなく、広く注意を促したいのだろう。
しかし、我々小市民は、これがどこのメーカーかを教えてもらうことによって、不謹慎ではあるが、明日の昼飯のときの話題にしたいのである。。。
いずれにしても、ズボンのポケットにだけは携帯電話を入れないようにしよう。
ナニが燃えてしまうと事である。。。
(「発火」関連)
「ラップトップ爆発(なんてするか。。。)」
(「ナニ」関連)
「「ナニ」でぼやく アーカイブ」
(引用)
US man badly burned by self-combusting mobile - Yahoo! News UK
Tuesday January 16, 02:31 PM
A US man has been badly burned in a fire resulting from a spontaneously-combusting mobile phone, the San Francisco Chronicle reports.
Fifty-nine-year-old Luis Picaso, of Vallejo, California, who had been sleeping in his house on a white plastic lawn chair last Saturday night, was rudely awoken by a fire which melted the plastic chair, ignited his "polyester-blend slacks" and nylon soccer jersey and caused "second and third-degree burns across at least half his body".
When the emergency services arrived shortly before midnight, they found Picaso lying on the bathroom floor. His condition was described yesterday as "stable".
Vallejo Fire Department investigator and spokesman Bill Tweedy explained how Picaso's synthetic clothes had contributed to his injuries: "Cotton holds up the best. The only thing he had on that was cotton was his underwear. Everywhere the nylon was, that's where he got burns."
Tweedy confirmed that "from the burn patterns on Picaso's clothes and body, it was clear the fire began in the right front pocket of his polyester-blend slacks". He elaborated: "There were no matches. There were no lighters. He wasn't smoking. The only source was the phone that was in his pocket. I know he didn't spontaneously combust."
Tweedy did not specify the mobile phone in question. He offered: "I don't believe it's a problem with any particular cell phone maker. It's a piece of electrical equipment. All electrical equipment can have a malfunction. This is a freak accident...It could be any brand of phone that could do that."
(引用終)
コメント (1)
男性ほどに携帯電話をポケットに入れる機会は多くはないのですが、気をつけよ~~っと! それにしても、こわ~い話ですね。
投稿者: よっこ | 2007年01月25日 13:16
日時: 2007年01月25日 13:16