「現実の男性」募集中
世界最大の恋愛ロマンス小説の出版社であるハーレクイン社は、プロのモデルよりも一般人を表紙に使ったほうが読者のハートを掴むことができるのではないかと考え、200人の一般男性と面接したらしい。
(引用)
ハーレクイン・ロマンスが「現実の男性」募集中
[ 2007年03月27日 05時48分 ]
[トロント 24日 ロイター] 真の男はロマンス小説の表紙のためにポーズをとりはしない。そして発行元の出版社はいま、それを変えようとしている。
世界最大の恋愛ロマンス小説の出版社であるハーレクイン社の代表は24日、トロントで200人の一般男性と面接した。プロのモデルよりも一般人を表紙に使ったほうが読者のハートを掴むことができるのではないかという期待からだ。
オーディションに同席したハーレクイン社の広報担当者マーリー・ストウトさんは、「私たちはありきたりのモデルとは違う、とはいえ女性が好むような、セクシーで、センシティヴで、美しく、身体の締まった立派なルックスの男性を捜しているんです」と語った。
「私たちは現実の男性を求めています……理想の男性を想像したり夢見たりするときに心に浮かべるのとぴったり一致するような」
新聞社の企業グループ、トースターの系列でトロントを拠点にするハーレクイン社は、昨年、世界94カ国で1億3100万冊を販売した。アメリカ女性の3分の1が少なくとも一冊を読んだと推定される。
これまで同社は誘惑的な表紙に登場するモデル探しを、モデルエージェンシーに頼っていた。しかし、読者たち(主に女性で平均年齢は42歳)は、表紙の若いモデルが小説内で描写される屈強で成熟したヒーロー像と矛盾していることを嘆いている。
「ヒーローの一部は、実業界の大物だったり、億万長者だったりします」と、ハーレクイン社のクリエイティヴ・デザイナーでオーディションの審査員を務めたデボラ・ピーターソンさんは言う。「モデルの多くは20代で若すぎます……私たちの顧客は、もうちょっと年配で、ファッションショーのモデルより体格がいい男性を好むのです」
トロントで行われたオーディションでは、志望者たちは審査員団の前でシャツをはだけたり、カウボーイハットを身につけたりすることを要求された。さらに何人かの審査員が別室でテレビ審査を行った。
何人かは改めて本の表紙撮影に来るよう依頼された。男性モデルエージェンシーによれば、彼らは最高で時給250カナダドル(およそ2万5000円)程度を稼ぐそうだ。
「私の理解では、ハーレクインの読者は現在の関係から逃れたがっている女性たちです」と、オーディションに参加した背が高く筋肉質で頑強なカルロス・トロッコリさん (30) は言う。「私は彼女たちにそれを提供することができます」
(引用終)
同社の「私たちはありきたりのモデルとは違う、とはいえ女性が好むような、セクシーで、センシティヴで、美しく、身体の締まった立派なルックスの男性を捜しているんです」という発言は、確かにゴモットモな気がする。
そして、読者が「表紙の若いモデルが小説内で描写される屈強で成熟したヒーロー像と矛盾していることを嘆いている」のもその通りであろう。
だからといって、一般男性とはいえファッションショーのモデルより体格の良い男性に、シャツをはだけたり、カウボーイハットを身につけたりすることを要求するのは間違ってはいないか。
そもそもだっ、読者(主に女性で平均年齢は42歳、、、なんだ。。。)の要求自体が間違っているし、小説の主人公の一部が実業界の大物だったり億万長者だったりするのも間違っている。
そんな理想的な男性が、そう易々と出てくるわけがない。
現実の社会は、このワタクシのように、小太りで、ちょっと腹の出たオッサンばかりである。
そんな現実離れした小説ばかり読んででどうするというのだ。
なにっ、「アンタのような腹の出たオッサンを現実社会で見ていてウンザリするから、小説の世界だけでもカッコいい男に出会いたい」って。
けっ。。。
コメント (1)
このワタクシに連絡いただければ、いくらでもモデルとして手伝うなのに。。。
投稿者: lin30 | 2007年04月09日 17:27
日時: 2007年04月09日 17:27