喫煙は精子を損傷
カナダの研究者の調査によると、女性だけでなく、男性の喫煙も子孫のDNAに影響を及ぼすということが判ったらしい。
(引用)
喫煙は精子を損傷、子孫のDNAに悪影響も=カナダ研究
2007年 06月 3日 18:09 JST
[ワシントン 2日 ロイター] 喫煙によって精子が損傷を受ける可能性があり、遺伝子を通じて子供へも悪影響があるという研究結果が報告された。カナダ保健省の研究者が今週発行の学術誌「Cancer Research」で発表した。
マウスを使って実験を行った同研究によると、たばこの煙が精子の細胞のDNAに変異を起こすことが分かったという。こういった突然変異は、遺伝情報に永久的な変化をもたらすとされている。
同研究の責任者で、保健省の環境職業毒性学担当のキャロル・ヨーク氏は、「これらの変異が遺伝したら、子孫の遺伝的構成物の中に不可逆変化として存続します」と指摘。「母親の喫煙が胎児に悪影響することは周知のことですが、父親による喫煙の方も、それが母親と出会う前であれ、子供に悪影響を与える可能性が示されました」と述べた。
(引用終)
むむむ、これだけの情報では、DNAに変異が起こるということ以外は何も判らない。
おまけに、煙が精子のDNAに変異を起こすのであれば、吸う吸わないという問題ではないのではないのか。
それはそれとして、確かに、我が先祖の男側は、知っている限りみんな喫煙者である。
こういう研究結果を突きつけられると、このワタクシが変わり者になってしまったのも理解できない気がしないでもない。
そして、当のこのワタクシは、タバコ如何にかかわらず、最近精子が元気を失っているような気がして仕方がないのである。。。
(追記)
どうでもいいことかもしれないが、今回のように今までは知られていなかったタバコの影響を研究して論じてもらうのは評価に値すると思うが、少なくとも今明らかに問題が判っている有毒戦略兵器などを規制するほうが絶対に先ではないのか。
そういう意味では、アメリカなどがアホの一つ覚えのように禁煙と言っているのは理解しがたい。
自分の周りの煙にはやたらめったらうるさいくせに、自分の国が世界に撒き散らす爆弾はどうでもいいのか。。。
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