朝鮮戦争は日本が侵略
単なるアホといえばそれまでなのだが、、、韓国の小学生の2割は、朝鮮戦争は日本が韓国を侵略した戦争と思っているらしい。
(引用)
韓国小学生の2割「朝鮮戦争は日本が侵略」
2007/06/19 08:22
【ソウル=黒田勝弘】韓国現代史の最大の悲劇といわれる朝鮮戦争(1950~53年)について、韓国の小学生の5人に1人が「日本が韓国を侵略した戦争」と考えていることが明らかになった。18日発売の韓国の有力月刊誌「月刊中央」7月号が朝鮮戦争57周年を機に実施したアンケート調査の結果として伝えたもので、同誌はその原因として最近の親北朝鮮的な学校教育と日本に対する相変わらずの敵対心を挙げている。
同誌によると調査は4月から5月にかけソウルの7つの小学校で3~6年の児童3660人を対象に行われた。
その結果、朝鮮戦争が起きた時代について「現代」と正しく回答したのは46%で、過半数が李朝時代(14世紀末~20世紀初)など、それ以前の出来事と答えている。
また「誰がどのように引き起こしたか」という質問には72%が「北韓(北朝鮮)が南韓(韓国)を侵攻した」と正しく答えたが、一方で「日本が韓国を侵攻した」という回答が22%もあった。しかし北朝鮮や左翼勢力の主張である「南が北を侵攻した」は2%だった。
興味深いことは、朝鮮戦争は李朝時代に起きたと回答した児童の51%が「日本が韓国に侵攻」と答えている。これは朝鮮戦争と、16世紀の豊臣秀吉軍による朝鮮侵攻(日本では文禄・慶長の役、韓国では壬辰倭乱)とを混同しているためで、子供たちの間では「とにかくわが国に攻めてきたのは日本」という漠然とした考え方があるためと、同誌は解説している。
この結果、「朝鮮戦争というと何を思いだすか」という質問に対しても、日本支配時代の独立運動にからむ「柳寛順(人物)」や「独立万歳」「日本軍」などの回答が多く、「金日成」「金正日」など北朝鮮がらみのものはほとんどなかったという。
対北融和政策が進められている韓国では近年、学校教育でも「統一教育」の名の下、北朝鮮との過去や対立関係はできるだけ教えず和解と協力が強調されている。
これに対し日本については、領土問題や慰安婦問題、靖国神社問題などを通じ歴史的な敵対関係が強調され、日本と韓国は交戦国ではなかったにもかかわらず、戦争したかのような認識が広がっている。こうした雰囲気が子供たちの「間違った歴史観」にも影響を与えているものとみられる。
[産経新聞]
(引用終)
しかし、こういう事実はあながち笑ってばかりはいられない。
数年前にテレビで見たのだが、東京・六本木のど真ん中でテレビ局が「第二次世界大戦で日本と戦った国はどこか?」と質問すると、「アメリカ」と答えることができた若いモンはほとんどいなかったのである。
もちろん編集上「アメリカ」以外の答を流した方が面白いというのもあるのだろうが、結果的に半数以上の人が「ロシア」とか「中国」とか答えていたのである。(広~い意味では間違いではないが)
挙句の果てに、インタビューアーが「太平洋戦争」と言い直したのに、「太平洋に面している国」はほとんど答として挙がらなかった。
つまり、歴史なんてものは100%伝えることはできないし、ひょっとしたら10%も正確には伝わっていないかもしれない。
その上で、その国の政治的思惑が歴史教育には強く表れるので、「反日」の旗の下で国を団結させようと(多分)している韓国政府の作戦が功を奏したおかげで、授業ではちゃんと教えているにもかかわらず、印象的に今回のような調査結果になっている可能性も否定できない。
日本だって、太平洋戦争の相手はアメリカであり、原爆を落としたのもアメリカと教えているのだから。
そして、時代が変われば、庶民の頭の中での戦争相手も変わるのだろう。
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