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妻のパソコンに銃弾をぶち込んだ男

 アメリカの男が、妻がMy Spaceで複数の知らない男と友達になっている事実を知って、妻のパソコンに拳銃をぶっ放したらしい。(アホな。。。)
 「だから銃社会は、、、」といつものごとく思ってしまったことは言うまでもない。

 とはいえ、たまには逆説的に考えてみようと思う。
 この男が銃をぶっ放したのは、妻のパソコンと床に対してである。そして、けが人は一人もいない。
 「もしこの男が銃を持っていなかったら、、、」、ひょっとすると、素手で妻を殴っていたかもしれない。そうすると、最低でも妻は怪我をして、取っ組み合いになったら、双方が怪我をしていたかもしれない。
 むむむ、そう考えると銃があったから怪我人が出なかったということになる。(アホな。。。)

 この前テレビを見ていると、こういう論理展開が銃規制反対派の意見に少なからずあった。
 確かに論理展開としては間違っていないとは思うのだが、「銃が今そこにある」社会で「銃がない」ことを仮定するのが正しいとはあまり思えない。
 「じゃ、銃がない社会で銃があることを仮定する方が正しいのか?」と言われても困るのだが、少なくとも、簡単に危害を与えることができるものが社会の中に普通に「ある」のと「ない」のでは、そもそも論点のスタート地点がまったく違うわけである。
 にもかかわらず、簡単に人に危害を与えないようなもの、(例えば)「チーズ」の有無と同じような論点で語られているような気がしてならない。
 このワタクシのような大の乳製品嫌いがいくら「チーズ廃止」を唱えても無視されるが、「銃廃止」を唱えるとまったく無視されることはないだろう。
 
 ちゅうか、妻が他の男と友達になったくらいで銃をぶっ放す男に、ライセンスの名の下で銃を販売してしまうような制度に問題があるような気がしてならない。。。


(関連エントリー)
 「あおのり世相をぼやく タグ: 銃


(引用)
Ananova:10:39 Thursday 14th June 2007
Man 'shot wife's PC'

A US man allegedly shot his wife's computer after he caught her chatting to other men on MySpace.
Jason Griffith, 23, of Scranton, Pennsylvania, was arrested on charges including reckless endangerment, terrorist threats and harassment.
Police allege he fired a single .40-calibre bullet into his wife's computer tower after a 2am argument in their bedroom, reports the Times Tribune.
After returning home in the early hours, Mr Griffith allegedly became angry that his wife was chatting with men on MySpace.
Police say he dragged her upstairs, shot the computer and fired another bullet into the floor.
Nobody was injured in the incident.
(引用終)





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