政権交代って
参議院選挙を明日に控えて、マスコミ各社の論調は、「自民党が負けそうだ」、「どの程度負けるかが問題だ」というような論調になっている。
結果はいずれにしてもあと1日で判るわけだ。
しかし、気になるのは、政治評論家と名乗る人々がしたり顔で、「仮に自民党が負けたとしても、それは民主党が良いという判断を国民が下したと言うわけではない」なんて言っている。
すると何かい、国民は自民党が良いか悪いかを、他の党に投票するということで示しているというのか。
二大政党制が求められるとよく言われるが、少なくともここ何十年も、いやこの国の歴史上二大政党制なんて政治評論家も含め誰も経験したことがない。
与党が選挙で負けるということに、野党を信任したわけではないなんて説明なんかいるのだろうか。
そんなこと言うヤツらに二大政党制なんて理解できているわけがない。
どこの国だって、民主主義である限り、与党がアホなら野党に投票するだけだろう。
結局、政治なんて、強い巨人で飯を食っていた他のチームのような野党と、強い巨人で飯を食っていた野球解説者のような政治評論家の茶番劇なのか。
国民はそこまでアホではない(はずだ)。
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