シューマッハーが飛行機に間に合うように自らタクシー運転
元F1王者のミヒャエル・シューマッハーが、飛行機に間に合いそうになかったため、タクシーの運ちゃんに代わって、自らタクシーを運転したらしい。
(引用)
M・シューマッハー、飛行機に間に合うよう自らタクシー運転
[ベルリン 11日 ロイター] 自動車レースF1で7度の世界王者に輝き、昨年現役を引退した元ドライバーのミヒャエル・シューマッハーさんが、家族とともに空港に定時に着くため、運転手に代わって自らタクシーを運転した。
Muenchner Abendzeitung紙によると、シューマッハーさんは、空港からタクシーで同国南部コーブルグ近郊の村に寄った後、時間がなくなったため、タクシーの運転手に代わって空港まで運転した。
タクシーの運転手は同紙に対し「シュミ(シューマッハー)が運転して、自分が助手席に座っているなんて、非現実的な出来事だった」とコメントした。
また同紙によると、シューマッハーさんは運転手に、正規のタクシー代60ユーロ(約9800円)に加え、100ユーロのチップを渡したという。
(引用終)
それはそれで運転手にとってはすごい話ではあるのだが、我々庶民が知りたいのは、一体何キロで走ったかということだ。
というのは、公道を普通のスピードで走るだけであれば、運転を代わる必要はなかったはずだから。
と思って、各国のニュースをあたってみたが、シューマッハのスピードに言及したものを今のところ発見できていない。
まぁ、運転手も、「シューマッハが250キロ出した車に乗せてもらったよ、へっへっへ」なんて言うようなこのワタクシみたいな輩ではなかったのだろう。
どうも世紀のタクシー代の倍に近いチップに何かが隠されているような気がしないでもない。
とはいえ、偉大な人が、我々のような普通の人と同じような行動をしてるって事を知るだけでも、なんとなく心温まるものである。(この場合の普通の人と同じような行動は、「普通にタクシーを利用する」ってことなのだが、よく考えたら「普通には」利用しなかったわけだが)
そういえば、偶然とはいえ、矢沢英ちゃんに飯を奢ってもらったことがあった。(参照:「永ちゃんそっくり男逮捕される(あおのり世相をぼやく)」)