高校野球夏の大会にモノ申す!
またまた高校野球の季節がやってきた。
昔は全試合をくまなくテレビで見ていたような気がするが、いつの頃からか真剣に見ることもなくなってきた。考えてみれば、自分の年の半分くらいの年の少年がやっているスポーツに一喜一憂することもない。(要するに興味を失ってきたのは、年を取ってきたということか)
夏の大会が始まると、阪神タイガースは長期ロードに出る。俗にいう「死のロード」である。もっともそれまでに「死虎」と化している場合の方が圧倒的に多いが。。。
だいたい高校野球の全国大会は、どうしてあの真夏にやるのだ。
本州の南(西)部では、熱中症でバタバタと人が倒れているこの暑さである。兵庫県南部の暑(熱)さも尋常ではない。おまけに、甲子園球場はミゴトなまでの「すり鉢状」の球場である。おまけに、内野は砂ばかりの砂漠状態である。ピッチャーマウンド上やセカンドベース上のような中心部の気温は、40度を超えているときも多いと思われる。
どう考えても、人道的ではない。さらにいうなら、高校野球連盟(高野連)の好きな高校野球はあくまでも「教育」の一環という言葉を使わせていただくと、極めて教育的でない状況が繰り広げられることになる。また、応援している女子高生が受ける強烈な紫外線が将来のシミになることは容易に想像できる。
多分、高野連は「夏休みを利用して行う」などと言うのであろうが、本来休みである「夏休み」に強制的に応援に連れて行かれる在校生などはたまったものではない。もっとも、小生は時期を問題としているわけではない。いつやっても、(小生のように)文句言うヤツは言うのである。
とにかく問題は、あの「暑さ」である。
甲子園球場にはナイター設備が付いているのに、どうして初めから使わないのだろうか。
試合消化の都合上、全部とは言わないが、少なくとも2試合しかない準決勝や、1試合しかない決勝戦は、ナイター設備を活用できる時間帯に少しでも涼しくやるべきではないだろうか。
例えば、現在11:00に開始している準決勝の第一試合を08:30くらいの開始として、元来第一試合終了後に開始していた第二試合は17:00くらいの開始とする。
現在12:30に開始している決勝戦は、17:00か18:00くらいの開始とする。
よっぽど、「教育的」ではないだろうか。どう考えても1試合しかない決勝戦を真昼間に始める「神経」が分からない。そのうち、(これまたつまらない)閉会の辞を読んでいる、(60年以上前に高校生であった)お偉方がぶっ倒れて初めて改革が行われるのであろうか。。。
そして、もし現状のまま、夜は球場が空いているなら、阪神が「死のロード」に出る必要はないのではないかと思うのである。神宮球場は、常時大学野球と併用しているのである。所詮は大学レベル以下の高校野球を特別扱いする必要はないはずである。
なんと言っても、あの球場はあくまでも「阪神」甲子園球場なのである。
コメント (4)
それにしても、大阪の高校野球はどうして毎年レベルが高いのですか??
打球のスピードが明らかに違います…。
投稿者: 栄子 | 2008年08月19日 03:05
日時: 2008年08月19日 03:05
栄子さま
我々近畿出身者からすると、、、ここ10年くらいは、近畿の高校野球のレベルの低下に嘆いていたものです。
おまけに、他の地域の選手のインタビューなんかを聞いているとダルビッシュやま~くんを筆頭に関西弁ばかり。
しかし、例の裏金問題以来、高校球界にも蔓延していた裏金がなくなったのか、少なくなったのか、近畿出身者が再び近畿の高校に行き始めたような感じがします。
プロ野球も地元優先という制度ができれば言うことはありません。。。
投稿者: あおのり | 2008年08月20日 14:15
日時: 2008年08月20日 14:15
主人は、“大阪出身者を集めたプロ野球チームを少なくとも2球団は作れる”と常々言っております。(^^)
投稿者: A子 | 2008年08月21日 12:27
日時: 2008年08月21日 12:27
A子さま、
その2球団分の選手を優先的に、阪神とオリックスに配置していただけるとうれしいのですが。。。
投稿者: あおのり | 2008年08月25日 11:35
日時: 2008年08月25日 11:35