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純・不純

 インドの女性が、井戸に落ちて死亡した婚約者の遺体と結婚式を行ったらしい。

(引用)
インド人女性、恋人の死体と結婚 | エキサイトニュース
[ 2007年03月11日 10時08分 ]
[アーマダバード(インド) 10日 ロイター] 恋人が井戸に落ちて死亡してしまい、悲しみに暮れるインド人女性(22)が、火葬の直前に彼の死体と結婚することを申し出た。
グジャラート州アナンドの地元警察官は、「花嫁衣装を着て数分後、彼女は未亡人となってしまいました」とコメント。
結婚式はヒンズー教の伝統に則って行われ、男性の死体は火の側に置かれた。数名が結婚を祝う歌を歌い、その後に彼の遺体は荼毘に付された。
花嫁は結婚の契りを交わすまで彼の遺体を手放さないと話していたという。
両親は最初結婚に反対していたが、最終的には彼女の意志に従い結婚式に参列。ヒンズーの伝統として結婚した娘に台所用品一式をプレゼントした。
(引用終)

 聞くも涙の話である。(もっとも、井戸に落ちたこと自体はドンくさい気がしてならないが)
 読むだけなら感動なのだが、当の本人のこれからの人生がどうなるのか非常に気がかりである。
 
 映画の結末などですごく感動するときがあるが、映画はエンディングテロップが出たら終わるが、実際の人生は終わることなく続くものである。
 「ローマの休日」でプリンセスに戻った主人公は、その後その人生を楽しく過ごせたのだろうか?
 「カサブランカ」で昔の恋人と無理やり分かれた主人公は、その後モロッコでどんな人生を送ったのだろう。
 現実の人生は、人に感動を与えたから良いというのではなく、本人はそのまま生きていかないといけない。
 それだけに、感動するのかもしれない。
 
 特に、新郎の不能を知った直後に離婚した女性のニュース(参照:「結婚前に確認しておくこと(あおのり世相をぼやく)」)を読んだあとだけに、このインド人女性の純愛にはなおさら心を打たれるのである。
 問題なく結婚できていたら簡単に離婚していたかもしれないなんて考えることは、不純なのだろう。。。


(「結婚と悲劇」関連)
 「新婚旅行中ゾウに踏み殺される(あおのり世相をぼやく)
 「結婚できたのに。。。(あおのり世相をぼやく)





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