出会い系広告から誘惑的な言葉を排除
中国河南省の省都鄭州市では、詐欺行為の多発から、結婚仲介業者の広告に「セクシーな女性」、「ハンサムな男性」、「金持ち」といった誘惑的な言葉の使用を禁止させることにしたらしい。
この記事だけでは理解が難しいが、「セクシー」や「ハンサム」や「金持ち」という広告を出したからといって、詐欺には直結しないでしょう。
「出会い系」に縁のないこのワタクシには判断が付かないが、普通に考えれば、「セクシー」や「ハンサム」や「金持ち」かどうかを確認してから金を払うものではないのか。
詐欺ということは、金を騙し取られるということだけに、「セクシー」や「ハンサム」や「金持ち」に惹かれて、業者に先に金を払ってしまったのだろうか。(もしくはそういうシステムになっているのか?)
いずれにしても、詐欺だと思われたケースは、登場した現実の人物が「セクシー」や「ハンサム」や「金持ち」ではなかったということなのだろう。
しかしな~、それとて人の主観だから、一概に判断しにくいのではないのか。
そういう意味では、紛らわしいことは排除するという今回の当局の処置は妥当と言えるかもしれない。
なお、このワタクシは、本当に「ハンサム」で「金持ち」なのだが、それでも広告にそう書いてはいかんのだろうか。
あくまでも主観の話だが。
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(引用)
中国当局、結婚仲介広告に誘惑的な言葉の掲載を禁止
[ 2007年10月30日 18時06分 ]
[北京 30日 ロイター] 中国・河南省の鄭州市では、詐欺の一掃を狙い、結婚仲介業者の広告に「セクシーな女性」、「ハンサムな男性」、「金持ち」といった誘惑的な言葉の使用を禁止した。30日付の新京報が報じた。
中国では依然として多くの人が、生まれてくる子どものためにも最適な伴侶を求めて結婚仲介業者を利用しており、新聞や雑誌、インターネットに掲載されるこれら業者の広告は注目度も高い。
ただ同市では、複数の利用者から「結婚仲介業者にだまされた」との苦情を受け、業界の規制に乗り出した。
同市の結婚仲介業者は11月1日以降、当局から広告の内容について認可を受けなければならず、新たな規制を順守しない企業は、営業を永久に禁じられる可能性がある。
新京報は、外国人との結婚を約束する内容を盛り込むことも禁止されたと伝えている。
(引用終)