ハンカチブーム終息へ??
「“ハン価値”急落…観客激減、秋は2万人超えゼロも」というタイトルがネット上を踊っていた。
いつまでもハンカチブームではないだろう、、、なんて思いながら目を通すと、「28日の早慶戦は満員にならず」とか「斎藤の投球内容も物足りない」というような論調だ。
そもそもブームなんて言われているうちは本当の人気ではなく、ブームと言われなくなるときは、本当の人気者になっているか、人気がなくなっているかどちらかである。
最近(と言っても大分経ったが)でも、松坂ブームは凄かったがいつの間にか松坂ブームとは言われなくなってしまった。それは松坂が結果を残したからに他ならない。
一方、○△ブームだけで消え去った人の方が多いのが現実でもある。
斎藤の場合がどっちなのかは現時点ではよく判らない。
そもそもブームなんてたいていの場合マスコミが捏造している(おっと、「作り上げている」に訂正)場合がほとんどなので、マスコミとしての商品価値がなくなったら情報量の調節をしてしまえばブームなんて終息するのだろう。
来年の今頃は、「亀田っていたよね」なんて言っているかもしれない。
なんて考えながら、あらためて記事を熟読してみると、「春は3万6000人の超満員となった。ところが秋は一転、観衆は3万2000人どまり」なんて書いてある。
おいおい、十分に入っているではないか。
少なくとも同じ球場でもヤクルトよりは入っている。
マスコミの捏造(おっと、「デタラメ」に訂正)記事に簡単に踊らされるこのワタクシのような小市民にも問題は多いようだ。。。
追記)
、、、と、この文章をアップした瞬間にハン価値が慶応を完封して早稲田が優勝を決めた。
(関連エントリー)
「ブームと言われているうちは、、、(あおのり世相をぼやく)」
「「ひとカラ」ブーム(あおのり世相をぼやく)」
「エゾシカブーム到来!?(あおのり世相をぼやく)」
「「Pancho」ならぬ「Kancho」ブーム到来!(あおのり世相をぼやく)」
(引用)
“ハン価値”急落…観客激減、秋は2万人超えゼロも
(夕刊フジ - 10月29日 17:03)
佑ちゃんブームも一服? 東京六大学野球の秋季リーグ戦は28日、早稲田大の斎藤佑樹投手が早慶戦第1戦に先発。春季と同じく両校が優勝をかけて臨む大一番ながら、神宮球場は満員にならず。斎藤の投球内容も、プロの目には物足りなく映ったようだ。
斎藤はこの日、制球に苦しんだが、多彩な変化球を駆使して被安打5にまとめ、6回無失点で降板した。
巨人の大森スカウトは「フォーク、カットボール、ツーシームと落ちる球を有効に使っていた。早稲田には球の速い子はたくさんいるが、これだけ変化球を投げ分けるのは彼だけ」と評価。一方で、「球速は物足らない。まっすぐは本当に少なくて、ずいぶん変化球が多い」とも指摘した。
斎藤は春季にMVPを受賞したが、「ツーシームを投げてかわそうとしていた」と反省。「攻める投球」をテーマに直球の威力を磨き、秋季の開幕前には「新しい斎藤佑樹を見せたい」と宣言していたが、マニフェスト倒れの感は否めない。
別のスカウトも「無失点にまとめる力はさすがだが、『大人の投球』といえるものではない。今年プロでやっても、田中(楽天)のような活躍はできなかっただろう」と厳しい見方だ。
春と比べると、さすがにブームにもかげりが見える。春の早慶戦は前売り券が早々に売り切れ、当日券を求めて早朝から長蛇の列ができ、3万6000人の超満員となった。ところが秋は一転、当日でも並ばずに入場券が買え、観衆は3万2000人どまり。早慶戦以外でも春の早大は3試合で観衆が2万人を超えたが、秋季はゼロだった。
さわやかな“佑ちゃん旋風”が6月の大学日本一で一段落したあと、スポーツ界では反動のように朝青龍、時津風部屋、亀田親子と憎まれっ子が世にはばかった。オリコンが9月中旬に調査した「好きなスポーツ選手」の男性部門でも斎藤は23位と振るわず。代わって「ハニカミ王子」ことゴルフの石川遼が6位に台頭している。
この日の早慶戦は結局、早大が延長サヨナラ負け。試合後のインタビューには斎藤も予定されていたが、球審の判定に不服な早大・応武監督の意向で急遽(きゅうきょ)早大側の取材が全面中止。応武監督は興奮気味に、「ストライクを投げているのにボールと言われて、われわれは学生に指導できません」とだけ説明した。やっぱり今、スポーツ界の潮流はヒール?
(引用終)