東京ドーム、暴力団排除へ
東京ドームやスパ施設である「ラクーア」などの周辺施設から暴力団を排除するために協議会が設立されたらしい。
というか、これって、何を今更って感じである。
東京ドームのある我が文京区は、週刊ダイヤモンドが今年の8月11日・18日合併号が特集した「全国805都市ランキング 安心して住める街」で堂々の全国一位に選ばれたほどの住み良い区だ。
もっとも、判定基準が、「老後・病気」「教育」「生命・財産」「経済力」という視点だけに、全国有数の病院が林立し、東大や御茶の水女子大を始めとして数多くの高校・大学があるのだから、全国上位に来るのは予想の範囲である。
しかしだっ、一たび東京ドームシティに足を踏み入れると、「都会のオアシス」を標榜し、「入れ墨お断り」という看板を立てた男性専用サウナの中は、入れ墨だらけである。
特に、「ラクーア」ができてからは、堅気の人間は「ラクーア」のスパに流れてしまったので、「都会のオアシス」の中は、非堅気のオッサンだらけになっている。
ドームの周りは、当然ながらダフ屋で溢れかえっている。(最近の読売人気の低下で数は減っているようだが)
暴力団の集まりが多いのがどうかは知らないが、こっちまで暴力団に間違えられることが多い。(参照:「後楽園再び(ぱんちょな恋の物語)」)
後楽園から暴力団を排除する協議会を作るっていうのは結構なことだが、そんな事は何十年も前に着手すべき案件だったのではないのか。
暴力団そのもののが勝手に弱体化しつつあり、ダフ屋も激減してきた今になって言い出しているところが、警視庁の(今までの)やる気のなさを反映しているような気がしてならない。そして、今回もたいしたことはやらないだろう。
くだらないことに税金を使うくらいなら、そもそも東京ドームや読売球団を他所に移転してもらった方が手っ取り早いような気がしてならない。
(関連エントリー)
「暴力団もIT化(あおのり世相をぼやく)」
(引用)
暴力団排除で協議会設置~東京ドームなど(日テレNEWS24)
「東京ドーム」などから暴力団を排除するための協議会が19日、設立された。
この協議会は、東京ドームのほか、スパ施設の「ラクーア」など周辺施設から暴力団を排除するため設立された。設立総会に出席した警視庁組織犯罪対策部・三浦正充部長は「多様化する暴力団の資金源を断つことが重要」として、協議会の活動を推進したいと話した。
[日テレNEWS24:2007年11月20日09時55分]
(引用終)