Counter

カウンター
Locations of visitors to this page

QR code for mobile

「あおのり世相をぼやく」に携帯でアクセス

携帯にURLを送る

« 猛暑の中でペンギンは、、、 | メイン | 石井琢朗もカワイソウだが、ここは、、、 »

読売戦の中継なんてどうでもいいと思っていたが。。。

 読売戦のテレビの視聴率が相変わらずひどいことになっている。

 すると判で押したように、「プロ野球人気の低下」が叫ばれる。もっとも叫んでいるのは、マスコミであって、ファンは叫んでいない。ファンは元々興味があれば見るし、野球に興味のない人は最初から見ていない。中途半端に興味のあった人も見なくなったかもしれないが、それはそれで構わない。
 結局、読売戦や読売の話題で飯を食っていたマスコミだけが騒いでいるわけである。
 彼らと読売ファン以外に、野球人気が落ちたと思っている野球ファンはいるのだろうか? 北海道で調査してみたらどうだろう? 仙台でも福岡でも名古屋でも広島でも千葉でも大阪でも神戸でも調査してみたらどうだろう? たぶん、東京で真剣な読売ファンに聞いても野球人気は落ちたとは言わないはずである。結局、興味はあまりないが、それしかないので、野球を見ていた人が去っただけである(本当に去ったのかどうかは甚だ疑問ではあるが?)。その人たちを含めての視聴率という言葉や入場者数という言葉で比較すると、減少という言葉は当てはまるかもしれないが、そもそもバブルだった部分がなくなっただけで、野球界は健全になったというべきかもしれない。(それにしても、読売戦の観客動員数はひどすぎる。いくら弱くなったってあれだけ客が減るということは、元々真剣なファンが少なかったということでしょう。今球場に足を運んでいたり、毎日テレビの前にいる読売ファンには拍手を送りたいくらいである)

 それはそれとして、たぶん元々(本当の意味での)人気なんてなかったチームの中継がなくなりつつあるおかげで、東京地方以外では、儲かる商売ができなくなっているようである。
 この記事の数字を見る限り、(阪神やソフトバンクは特例としてあえて挙げないが)広島地方のカープ戦の視聴率と関東地方の読売戦を比較する限り、フリープロデューサーの木村政雄さんの「読売は東京から地方に移って、出直す方がいいのでは」という言葉はそのとおりである。
 もしかすると、読売戦ではなく、カープ戦ばかり全国中継した方が視聴率が取れるのではないのか。 、、、というのは極端だとしても、阪神やソフトバンクなら読売戦を全国中継するよりもマシかもしれない。すると、野球人気の低下なんてことをいう輩もいなくなるかもしれない。
 どんな商売でもそうだが、売れないものを店の前に出すアホはいない。売れないもので商売しているプロ野球界が苦しくなるのは自明の理である。

 とはいうものの、(前にも書いたが)読売グループの日本テレビが読売戦を中継をしないというのは、阪神電車が阪神が弱くなったら電車を走らせないというくらいの暴挙なので、いくら視聴率が取れなくても完全中継すべきである。それができないなら、読売グループに他球団の足を引っ張るだけのプロ野球球団は不要であろう。そして、ベイスターズの中継すらしないTBSは、野球界とは縁を切ってもらいたい。スポーツをマスコミのオモチャにしてきた挙句、自分たちマスコミが儲からなくなると落ちてもいない人気を低下と呼ぶことはやめてもらいたい。

(関連ぼやき)
 「「日テレ、巨人戦中継の延長取りやめ」に意義あり
 「読売の幻の本塁打に思う


(引用)
イザ!:キー局“巨人斬り”、地方球団の中継も道連れ-スポーツニュース
 過去最低が続く巨人戦中継の関東地区の視聴率に、エリアが違う関西などのテレビ局が神経をとがらせている。というのも、巨人戦中継の時は阪神など地元球団の試合に差し替えて視聴率を稼いできたが、在京キー局が地上波での放送中止など“巨人斬り”に乗り出したからだ。キー局が野球中継を取りやめれば、地方の各局は追随せざるを得ず、取得している放映権も無駄になる。一方、ファンも、地元球団を中継してもらう“条件”が「ライバル巨人の人気復活」とは、心中は複雑!?
 地域によるプロ野球人気の“温度差”がくっきりと出たのが、今年のオールスター戦(7月21、23日)だろう。関東地区は両試合とも12%台どまりだったが、関西では絶大な人気を誇る阪神から8選手が出場したこともあって、関西地区の視聴率(視聴率はいずれもビデオリサーチ調べ)はともに20%台を記録し、第2戦(22・6%)は週間視聴率ランキングでも2位に入った。
 パ・リーグで優勝争いを続けるソフトバンクの地元の福岡や北九州でも第1戦15・5%、第2戦18・0%。セ・リーグ首位の中日の本拠地である名古屋も16・2%、18・6%といずれも15%を超え、地元球団の人気が数字を引っ張った格好だ。
 ペナントレースでも関東地区は、巨人戦の月間平均視聴率が4月から過去最低続きで、6月には早くも10%を割り、7月は7・2%。昨季はシーズン通算で10・2%だったが、今季は通算でも初めてひとケタに落ち込む危機を迎えている。
 近年の巨人人気凋落(ちょうらく)を受け、関西や名古屋、福岡、広島など地元球団がある準キー局やローカル局は、巨人戦中継枠の何試合かを地元球団の中継に差し替えてきた。
 関西では前半戦の阪神戦中継は平均15・4%と好調に推移。ソフトバンク戦を中継するテレビ西日本(福岡)の年間平均視聴率は平成16年11・8%、17年14・6%で、今年の前半戦は12・6%だが、「昨年ほどではないが、ソフトバンク戦は視聴率が安定している」。東海テレビ(名古屋)もこれまでの中日戦の平均視聴率は13・3%。苦戦を続ける広島でもデーゲームで12~16%台を稼いでいる。
 安定した数字を稼げるうえ、シーズン後半に優勝争いにからめばさらに高い視聴率が見込めるため、地元球団の放映権をすでに獲得しているテレビ局も少なくない。
 それだけに、フジテレビが8月から、「巨人戦への視聴者のニーズが減った」として巨人戦中継を地上波では流さず、CS放送の系列チャンネルに切り替えたことに、大きな衝撃が走った。
 キー局が中継の削減や中止に踏み切れば、準キー局関係者は「キー局に合わせざるを得ない」という。中継の代わりに連続ドラマなどが始まれば野球中継に差し替えるのは非常に困難なうえ、独自にスポンサーを探す必要もあるからだ。
 テレビ西日本は「キー局が巨人戦の中継を減らせば、その時間帯に放送してきたソフトバンク戦も減らさざるを得ない」と苦慮。関西のある放送局も「泣く泣く優良コンテンツを見逃すことになる」と嘆く。
 ファンにとっても迷惑な話かもしれない。秋になって地元球団が優勝争いをしていても、テレビ中継はなし。そんな状況になれば、プロ野球離れが一層深刻になることは間違いない。
                    ◇
 ■フリープロデューサーの木村政雄さんの話 「関西の準キー局をはじめローカル局は、今こそ地元球団の試合中継を続け、地元視聴者のニーズに応えるという心意気を持つべき。それにしても、巨人人気の凋落は罪が深い。巨人は東京から地方に移って、出直す方がいいのでは」
<産経新聞>
(引用終)





トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://panchodeaonori.net/mt/mt-tb.cgi/2565

コメント (5)

細木:

地方局がキー局からの番組を各地方で流し、全国放送になることで価値のあがったキー局広告枠からのおこぼれ(分配金)を頂戴している・・・という支配の構図が変わらない限り、地方局がなんぼ独自性のなさを嘆いても無駄でしょう。経済的に自立できもしない会社が独自性を嘆くのはいかがなものかと。もしくはさっさとネットでの配信に切り替えればいいのに。

 確かにおっしゃるとおりです。

ふむ:

というかソフトバンクですら12%台ってのが驚き。
阪神は先月12.9%だったとか
阪神は巨人戦などでは18%位出てるそうなので
10%前後の数字も出してるということみたいですね

大体ゴールデンの平均視聴率は13%
10~12%は結構やばい数字だったりする
一桁なら問答無用で打ち切りだけど
平均12%以下はバラエティなら梃入れか
次クールどうするかって話が出る数字
巨人がってよりテレビ的には危機感持ったほうが良い数字ってのを頭に入れといたほうが良いと思う

sakura:

>阪神電車が阪神が弱くなったら電車を走らせないというくらいの暴挙

変な例えですね。
阪神が弱くなることで、電車を走らせないことに直接的な因果関係はありません。
視聴率の低下で放映中止にはあります。
阪神で例えるなら、
「阪神電鉄の客が少なくなったから、電車を走らせない」でしょう。

sakuraさま、
 コメントありがとうございます。
 「待ってました~」というか、せっかく暴言を吐いているつもりだったのに、誰もこの部分にツッコンでくれなかったので、「このブログなんて誰も読んでいないんだ。。。」と意気消沈していたところでした。(実際、読んでいる人はそんなにいないのだが)
 とはいえ、読売というメディア、それも日本を代表するメディア(と自ら主張し)、かつ野球文化を作ってきたメディア(と自ら思っている)の「責任」というものがまったく論議されていないことに、個人的には怒りがあります。これも読売という巨大メディアには何も言えないというのが、この国の現実なのかな、と思ったりします。

コメントを投稿

現在迷惑コメント多数の為、コメント欄を閉鎖しています。
コメントは、「ぱんちょなあおのり物語」内にある同じタイトルのエントリーにお願いします。

よって、以下のフォームからコメントをいただいた場合は、公開まで少々お時間をいただいております。

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)