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本当に携帯電話で飛行機無線がダウンするのか?

 長崎空港で、誘導路を走行中の全日空機の無線装置がダウンした原因は、乗客の携帯電話だったらしい。
 携帯電話を切れと再三言っている以上、空の上では使えもしない携帯電話の電源を切らないヤツは厳罰にでも処するべきである。

 しかしだっ、、、本件はそんな単純な事なのだろうか?
 報道によると、乗客の一人が携帯電話の電源を入れていたことは間違いないが、それくらいで3系統の無線装置が全てダウンするのだろうか?
 このワタクシ自身、毎年世界中で100回以上は飛行機に乗っているが、こんな事態に遭遇したことはない。また、世界中では毎日数万本の飛行機が飛んでいると思うが、こんな事件は(滅多に)聞かない。

 日本のように携帯電話を切れと言いまくっていない国もあるし、ある国で飛行機に乗ったときなどは、着陸の瞬間を携帯電話で機外に実況中継しているアホもいた。
 また、日本では飛行機に一歩入った瞬間には携帯電話の電源を切れと言われるが、日本以外では飛行機に乗っても扉が閉まるまでは通話していても構わないような国も多い。(ちゅうか、ほとんどの国がそのようになってきた)
 つまり、今回長崎空港で起こったような事態は、もっともっと起こっていてもおかしくないはずである。
 そして、携帯電話一つで飛行機無線をダウンできるなら、例えば、預ける荷物の中に電源を切った携帯電話を入れておき、内蔵タイマーで電源を入れてしまえば、空の上でも無線をダウンさせることは可能である。(一人で10台では怪しまれるだろうが)10人くらいで共同してやれば、同時に10台の携帯電話の電源が入ってしまう。
 また、長距離のフライトでは、携帯電話の電源を切ったつもりでも、普段の生活で使っているアラームなんかを解除しないでいたばかりに、いきなり電源が入りアラームを鳴らしているケースも、毎日大量に起こっているに違いない。

 要するに、携帯電話の一つの電源が入っている程度で、航空無線がダウンしてはいかんわけである。
 というよりも、そんな簡単に航空無線がダウンするようなシステムが飛行機に搭載されていてはいけないのである。そして、当然ながら、そんな弱いシステムは搭載されていないはずだ。

 つまり、今回の事態を、携帯電話一台の問題として聞き流してしまってはいけないのではないかと思うのである。
 実は、問題は、携帯電話の電源が入っていたことではなく、携帯電話の電源が入っていたくらいで航空無線がダウンしたことだと思うのだ。
 そういう意味では、航空会社側は、携帯電話一台に話をすり替えているのではないのか??

 当然ながら、飛行機の中で携帯電話を切るというのは大前提ではある。
 しかし、もし本当に携帯電話一台で航空無線がダウンするのであれば、客の権利として、毎回毎回乗客全員のボディチェックをやらせてほしいものである。(そうでもしないと、周りの客の携帯電話の電源が入っているかと思うと怖くて乗っていられない)
 そして、「乗客全員ボディチェック」の発案者であるこのワタクシは、基本的に若い女性を担当させていただく。それは、特に他意があるわけではなく、若い女性が最も携帯電話の使用頻度が高いと思われるからである。

 おっと、話が変わってきた。。。


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(引用)
携帯電話で全日空機遅れ 無線異常で駐機場に戻る
10/17 13:36
 17日午前9時10分ごろ、長崎空港で羽田行きの全日空662便ボーイング767(乗客乗員234人)が、誘導路を走行中に無線装置が使用できなくなり、駐機場へ引き返した。全日空によると、乗客の携帯電話の使用が原因とみられ、同機は約45分遅れで長崎空港を出発した。
 最初、3系統ある無線装置のうち1系統で送信ができなくなり、駐機場へ戻る途中にすべて使えなくなったという。
 操縦士の点検では原因が判明せず、客室乗務員が「携帯電話の電源をお切りください」と機内放送したところ、装置が正常に戻った。乗客の1人が電源を入れていたことを申し出たという。
 整備士が駐機場で装置に異常がないことを確認し、再出発した。
(引用終)





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