宇宙から見えるカーネルサンダース
アメリカ・ネバダ州の砂漠に、史上初の宇宙から見えるカーネル・サンダースのロゴが作られるらしい。
その7875平方メートルのカーネル・サンダースのロゴを見た宇宙人から注文があればきちんと宅配するとケンタッキーフライドチキンは意気込んでいるようだ。
しかしだ、、、単純に7875平方メートルの平方根を出してみると、約90メートルである。
実際には、縦と横の長さは違うのだろうが、話を簡単にするために、縦・横各々が90メートルの正方形として考えると、同じようなサイズの敷地では東京ドームのグラウンド部分の広さが思い当たる。
その程度の広さで宇宙から見えるのだろうか???
時々東京都上空を飛行機で飛ぶことがあるが、高度3000メートル程度からでも東京ドームの屋根を探すのは大変である。たまたま長く後楽園に住んでいたこのワタクシは、辺りの位置関係を判っているので、なんとか探しだせているが。。。
もちろん、砂漠の中なので、その部分だけは何か違うということは判るだろうが、カーネル・サンダースを認識するのは不可能である。
おまけに、宇宙人が宅配を要求するのであれば、(電話が繋がるという前提で)電話番号くらい書いておかないといけない。
電話番号までの認識は間違いなく不可能であろう。
もちろん、ブランディング戦略の一環だろうから目くじらを立てても仕方がないのだが、実際に宇宙から見えそうもないものを「見える」と言うことは、誇大広告ではないのか。
(「KFC」関連)
「カーネルおじさん、若返る」
「ケンタッキーのツイスターに金属片」
「ペットフードで生活できるか。。。」
(引用)
宇宙人にもフライドチキンを売りたい? KFCの新キャンペーン | エキサイトニュース
[ 2006年11月17日 12時46分 ]
[ニューヨーク 15日 ロイター] 宇宙からエイリアンや宇宙飛行士が地球を見たときに、中国の万里の長城が見える。そしてケンタッキーフライドチキン(KFC)のカーネル・サンダースも。
KFCは、史上初の宇宙から見えるブランドになるために、米ネバダ州の砂漠に7875平方メートルのカーネル・サンダースのロゴをつくり、イメージ向上作戦を行う。
グレッグ・デドリク社長は「もし宇宙にエイリアンがいるなら、KFCを選んでもらいたいのですよ」と語った。
ロゴは30×30センチのタイルで、ジグソーパズルの要領で構成される。
「NASAの宇宙飛行士でも、火星人でも、宇宙から注文があればオリジナルレジピでつくったチキンを届けます」
KFCの新しいロゴは、サンダースの服装が変化している。例の黒いストリングタイは同じだが、白いダブルのスーツではなく赤いエプロンを着けている。
巨大ロゴがつくられるのは、「UFOの聖地」と呼ばれる同州レイチェル近郊の砂漠、エリア51だ。
(引用終)